沢山の勉強本を読んで使えるエッセンスを抜き出してみたらしい。
さて、早速だけど使えない本として、
「大げさな数字」や「命令形」は中身のない本の目印
だそうだ。
だがしかし、いかんせんこの本の帯には、
勉強本を500冊を読んでわかった究極の勉強法!
とか書いてある訳です。
自己紹介なのか?中身のない本なのか?また自分は帯に釣られたのか?

まあそれでもせっかく釣られたんだし、と読んでみるとなかなかどうして面白い。
この本は書評が面白い。結局著者のいいたいことに沿った本は高評価で、そうでない本は低評価なのではないかという疑問はある。
それを踏まえても、自分の買った本がバッサリと切り捨てられるのは気持ちのいいものだ。
例えば、読書法について。
読書は1冊のノートにまとめなさい、という本がある。買ってた。持ってた。今は電子化した本だ。
この本によると、
自分で本の要約をノートにするのは、手間ばかりかかって、まったく頭に残りません。その手間があったら、直接もとの本を再読すべきです。
とバッサリ。また、
ページ埋めのためか、文房具などが写真入りで巻末にいくつか掲載されているというひどさ。読むべきではない。
と、ここまで書いてくれると気持ちイイ。実際にそれは思ったし。
とまあこんな感じで痛快な本だ。
結局普遍的な勉強法が結論になっているけど、まあそんなもんだよね。
試験対策は問題集から、とか、目次は大切なまとめでトップダウン的なアプローチの助けになる、とか。
いいことだ、イロイロなことに既視感を覚えるということはそろそろ他のジャンルにも手を伸ばす時期ということなんだ。

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