かの有名な作品。
中学の頃の教科書で参考文献かなんかで挙げられていたような気がする。
確か、ゴリラか何かにボタンを押させて、学習能力がある、図形を使った簡単な会話ができる、みたいな説明文を習ったときくらいの時期。
まず、児童文学ということすら知らなかった。
次に、思ったより相当ファンタジーな感じだった。
最後に、予想通りに面白かった。
副題が
時間どろぼうと ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語
この副題がまあ全てを要約してくれてる。
設定は中世ヨーロッパな雰囲気。で、浮浪児のモモが円形劇場跡に住み着く。モモは人の話を聞き出す不思議なところがあり、最高の聞き手として町の人と仲良くなる。
ある時、どこからか灰色の男達が現れる。灰色の男達は人々に気づかれずに行動し、タイミングを見計らって人々に交渉する。時間を節約しませんか?5年で2倍にしてお返しします。と。
大人は次々に時間を節約して、効率第一の余裕のない仕事をいつも不機嫌な状態で嫌々するようになる。
子供も遊びという時間を節約されて、常に勉強をさせられる。
モモは灰色の男達を一度退け、その後危険視される。灰色の男達の監視をすり抜けられる不思議なカメに連れられて、時間の国、クロノ・トリガーでいえば時の最果て、に行く。
で、人々の時間を管理している人物マイスター・ホラに時間とは何か、灰色の男達とは何か、などを教えてもらい、灰色の男達をやっつける。カメはマイスター・ホラの使い。
訳者のあとがきに書いてあるけど、このお話、ちょっとした風刺が入っている。
ちょっと考えさせられる。ただ、小学5-6年以降っていう対象年齢はどうだろうか。そういうとこまで考えまくるのか?多感な時期だろうから大丈夫か。
ただのファンタジーとして読んでも面白いし。
中学の頃の教科書で参考文献かなんかで挙げられていたような気がする。
確か、ゴリラか何かにボタンを押させて、学習能力がある、図形を使った簡単な会話ができる、みたいな説明文を習ったときくらいの時期。
まず、児童文学ということすら知らなかった。
次に、思ったより相当ファンタジーな感じだった。
最後に、予想通りに面白かった。
副題が
時間どろぼうと ぬすまれた時間を人間にとりかえしてくれた女の子のふしぎな物語
この副題がまあ全てを要約してくれてる。
設定は中世ヨーロッパな雰囲気。で、浮浪児のモモが円形劇場跡に住み着く。モモは人の話を聞き出す不思議なところがあり、最高の聞き手として町の人と仲良くなる。
ある時、どこからか灰色の男達が現れる。灰色の男達は人々に気づかれずに行動し、タイミングを見計らって人々に交渉する。時間を節約しませんか?5年で2倍にしてお返しします。と。
大人は次々に時間を節約して、効率第一の余裕のない仕事をいつも不機嫌な状態で嫌々するようになる。
子供も遊びという時間を節約されて、常に勉強をさせられる。
モモは灰色の男達を一度退け、その後危険視される。灰色の男達の監視をすり抜けられる不思議なカメに連れられて、時間の国、クロノ・トリガーでいえば時の最果て、に行く。
で、人々の時間を管理している人物マイスター・ホラに時間とは何か、灰色の男達とは何か、などを教えてもらい、灰色の男達をやっつける。カメはマイスター・ホラの使い。
訳者のあとがきに書いてあるけど、このお話、ちょっとした風刺が入っている。
ちょっと考えさせられる。ただ、小学5-6年以降っていう対象年齢はどうだろうか。そういうとこまで考えまくるのか?多感な時期だろうから大丈夫か。
ただのファンタジーとして読んでも面白いし。
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