出来るものなら出世したい。
そういう自分の考えと逆のものだからこそ、読んでみたくなる。
どうせ105円だし。

本の主張は、出世すると多くのものを失うから、出世しないで楽にいきましょう。といった具合。出世はしないが、会社に居座るための処世術を書いている。

なんか、「サクっ!」という表記が多用されていて、若干イライラする。
読んでいて、自分は最初から批判的な立場なので、そうかなあ?とイチイチ勘ぐってしまう。
出世しない技術を身につけた人は、ホドホドに仕事をこなし、周囲から親しまれ、クビにするのもちょっと気が引けるし、存在感がなく、いざという時には頼りにならない。なんか、難しいんだな。出世しないと決めてもそれは楽なんだろうか。よく分からない。

ひとつの考え方としては、分かる。ほとんど共感してないけど。
会社に図々しく生きることのススメ、って感じがした。奴隷根性を捨てましょうってことか。
サラリーマンっていうのを考えなおすきっかけになった。105円出して良かった。

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