【本】アンデルセンの童話と信仰
2010年7月26日 読書こいつはすごい。
何がすごいかっていうと、宗教アレルギーで何か恐ろしい気分になる。ぶっちゃけ、ドン引きする。
内容自体は普通。
アンデルセン童話にはキリスト教の考えが多くある。アンデルセンの生涯を追いつつ、作品に見られるキリスト教の教えや、彼自身の思考を考えてみよう。といった感じ。
著者のあとがきが何か怖い。
アンデルセンとわたし -あとがきに代えて-
という小見出し。小見出しは普通。でも内容は、アンデルセンがわたしに語りかけてくる、とか彼の声は美しいテナーだ、とかわが愛車、赤いファミリアには彼は窮屈そうだ、とか。
アンデルセンは、百十二年も前に亡くなった人なのに、しかも日本からはるか離れたデンマークの人なのに、時間も空間も飛びこえて、気安く、わたしのところへ来てくれるのです。
なんといえばいいのか、乙女チックな妄想をぶちまけている。
で、著者の自分語りでは神さまが何回も登場。仕事の説明とかでも神さま登場。良く分からん。
わたしは神さまから、クリスマスカードのデザインの仕事をいただき、それに励んでおりました。
中略。一度デンマークへ行った著者は、デンマークを大変気に入って、デザインの勉強をしに行きたくなる。デンマーク行きの予定が決まった矢先、
わたしの父が、礼拝中に倒れたのです。このときわたしは、神さまからゲンコツでなぐられた、と思いました。
父は教職ではありませんが、この世の栄耀栄華をすべて捨て、教会のために働いておりました。「父の信仰の後継ぎは、おまえではないか。それなのに、自分ひとりの幸せを求めて、外国へ逃げ出そうとしている。それでいいと思うのか」との神の御声に、わたしはひれ伏しました。
その後も聖書からの引用を中心に「ずっとみことばのターン!」だった。
もう、何が起きても原因は神さまなんだよね。こういうシンプルな考えが強さを産むのかもしれない。若干の皮肉もあるけど、7割方本気で思う。
何がすごいかっていうと、宗教アレルギーで何か恐ろしい気分になる。ぶっちゃけ、ドン引きする。
内容自体は普通。
アンデルセン童話にはキリスト教の考えが多くある。アンデルセンの生涯を追いつつ、作品に見られるキリスト教の教えや、彼自身の思考を考えてみよう。といった感じ。
著者のあとがきが何か怖い。
アンデルセンとわたし -あとがきに代えて-
という小見出し。小見出しは普通。でも内容は、アンデルセンがわたしに語りかけてくる、とか彼の声は美しいテナーだ、とかわが愛車、赤いファミリアには彼は窮屈そうだ、とか。
アンデルセンは、百十二年も前に亡くなった人なのに、しかも日本からはるか離れたデンマークの人なのに、時間も空間も飛びこえて、気安く、わたしのところへ来てくれるのです。
なんといえばいいのか、乙女チックな妄想をぶちまけている。
で、著者の自分語りでは神さまが何回も登場。仕事の説明とかでも神さま登場。良く分からん。
わたしは神さまから、クリスマスカードのデザインの仕事をいただき、それに励んでおりました。
中略。一度デンマークへ行った著者は、デンマークを大変気に入って、デザインの勉強をしに行きたくなる。デンマーク行きの予定が決まった矢先、
わたしの父が、礼拝中に倒れたのです。このときわたしは、神さまからゲンコツでなぐられた、と思いました。
父は教職ではありませんが、この世の栄耀栄華をすべて捨て、教会のために働いておりました。「父の信仰の後継ぎは、おまえではないか。それなのに、自分ひとりの幸せを求めて、外国へ逃げ出そうとしている。それでいいと思うのか」との神の御声に、わたしはひれ伏しました。
その後も聖書からの引用を中心に「ずっとみことばのターン!」だった。
もう、何が起きても原因は神さまなんだよね。こういうシンプルな考えが強さを産むのかもしれない。若干の皮肉もあるけど、7割方本気で思う。
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