この本が読者に想定しているのは若い女性らしい。
どうもそういった言い回しが多い。

何かに対する本気度の例で、女優になるという夢が出てきたり、結婚に対する本気度の例では、「私はこの彼と結婚したい」とかなんとか。サンプルに使われるのが女性ばかり。

著者は心療内科の先生らしいが、患者さんの傾向から若い女性をターゲットにすることにしたのだろう。

本の内容自体は、心療内科医らしい柔らかい言い回しで、基本的に「そんなに気を張らなくていい」といったことを繰り返し説いている。ひとつの小見出しに2,3ページで具体例を書いているよくあるパターン。

「夢中になっている」、そのなかに「自分」がいる
大人もいいけれど、子供のように何も考えずに楽しめる趣味があったらいいよね、という話。自分の場合はポケモンとモンハンがあるから完璧だ。ゲームというのが何か寂しいが気にしない。

「いいイメージ」の自分より、「ちょっと下」でもOKです
でたでた。頑張らなくてもいいんだよ、みたいな主張。この本のテーマだ。
人は目標を立てるとき、調子のいい日の自分を基準にしがちなので、結構しんどい目標を立てたりする。いろいろな要因で5-6割の力しか出せない時があるのだから、そういう日は無理をしないでいい。っていう話。

自分と相手とでは、「望んでいる関係」が違う
言われてみればそうなのだけど、人はついつい自分の求める関係を相手に強いてしまう。
そのへん少し考えてみて。っていう話。

友だちと同僚、その「線引き」はできていますか
割り切りは大事だよという話。これまた言われてみればそりゃそうだっていう話。

あとは、よくあるマナー本と似た内容。この本は、若干のワガママを通すのも大切、というスタイルだからちょっと違うか。

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