図書館。
著者はやたらとインタビューしてる人。でも漫画家。
これは面白い。そこら辺の自己啓発本よりもよっぽど面白い。あ、この本も自己啓発本か。
テーマは「みんなと同じでいいんですか」というよくありそうな話なんだけど。
多くのインタビューを元に、「この人はこう言っていた」から「みんなと違ってもいいじゃない」という流れで話が展開される。
色々とネタ元が豊富で読んでいて飽きない。
”夢をかなえるゾウ”とか”仕事は楽しいかね?”に似た面白さ。
順番はぐちゃぐちゃだけど引用
焚き火
いきなり引用の引用になってしまった。
村上春樹氏の短編にこんな話がある。寒い夜の海岸で焚き火を見つめながら「死にたい」とつぶやく若い女性に、男は言う。
「焚き火が消えたら、嫌でも目が覚める」
この話から、ある程度以上に満たされていては豊かな発想は得られないですよ、という話になる。
さおだけ屋
焚き火の話から”さおだけ屋はなぜ潰れないのか”の著者の話になる。
「さおだけ屋」の著者は大きな挫折経験が二回あって、でも結局は売れる本を出せた。
たとえ手痛い失敗や挫折をしても、まったく違う世界でその経験が生きてくることが多
々あるのだ。
らしい。
定置網
人生の定置網について。郊外のショッピングモールの飲食店、そのお店の種類を見て著者は定置網じゃないか、と思ったらしい。曰く、
一見、「自分の意志で自由に買い物をしている」ように見えるのだが、実際には選択肢は限定され、みんなと同じものをみんなと同じタイミングでみんなと同じ値段で買うしかないようになっている。
と。そんなの知ってる、とかそうなる仕組みがフランチャイズというものだろ、と思わないでもないけど、定置網という表現はなかなか秀逸に思う。
さかなクン
さかなクンのように、面白いオタクっていいよねという話。
その人の「変わっている部分」がみんなに喜びを与えたり、なんらかの利益をもたらしたりすることで、みんなはその非属の変わり者を歓迎するようになるわけだ。
らしい。
引き篭もり
この本は引き篭もりの擁護派だから面白い。学者によれば、要はサナギだよ、という話。
要は、群れの価値観よりも自分の価値観を信じる人間という何よりの証拠なのだ。
らしい。
読書
引きこもる期間を非属の才能を伸ばす修行期間にするために、ジャンルを問わずに片っ端から読むといいよね、という話。
自分の師匠
人に怒られても、「でも、こんな時に坂本龍馬なら励ましてくれるよな」と偉人を妄想すればなんてことはないよね、という話。
内容はまあまあ濃いのでタイトル負けしていない。いい本だ。
著者はやたらとインタビューしてる人。でも漫画家。
これは面白い。そこら辺の自己啓発本よりもよっぽど面白い。あ、この本も自己啓発本か。
テーマは「みんなと同じでいいんですか」というよくありそうな話なんだけど。
多くのインタビューを元に、「この人はこう言っていた」から「みんなと違ってもいいじゃない」という流れで話が展開される。
色々とネタ元が豊富で読んでいて飽きない。
”夢をかなえるゾウ”とか”仕事は楽しいかね?”に似た面白さ。
順番はぐちゃぐちゃだけど引用
焚き火
いきなり引用の引用になってしまった。
村上春樹氏の短編にこんな話がある。寒い夜の海岸で焚き火を見つめながら「死にたい」とつぶやく若い女性に、男は言う。
「焚き火が消えたら、嫌でも目が覚める」
この話から、ある程度以上に満たされていては豊かな発想は得られないですよ、という話になる。
さおだけ屋
焚き火の話から”さおだけ屋はなぜ潰れないのか”の著者の話になる。
「さおだけ屋」の著者は大きな挫折経験が二回あって、でも結局は売れる本を出せた。
たとえ手痛い失敗や挫折をしても、まったく違う世界でその経験が生きてくることが多
々あるのだ。
らしい。
定置網
人生の定置網について。郊外のショッピングモールの飲食店、そのお店の種類を見て著者は定置網じゃないか、と思ったらしい。曰く、
一見、「自分の意志で自由に買い物をしている」ように見えるのだが、実際には選択肢は限定され、みんなと同じものをみんなと同じタイミングでみんなと同じ値段で買うしかないようになっている。
と。そんなの知ってる、とかそうなる仕組みがフランチャイズというものだろ、と思わないでもないけど、定置網という表現はなかなか秀逸に思う。
さかなクン
さかなクンのように、面白いオタクっていいよねという話。
その人の「変わっている部分」がみんなに喜びを与えたり、なんらかの利益をもたらしたりすることで、みんなはその非属の変わり者を歓迎するようになるわけだ。
らしい。
引き篭もり
この本は引き篭もりの擁護派だから面白い。学者によれば、要はサナギだよ、という話。
要は、群れの価値観よりも自分の価値観を信じる人間という何よりの証拠なのだ。
らしい。
読書
引きこもる期間を非属の才能を伸ばす修行期間にするために、ジャンルを問わずに片っ端から読むといいよね、という話。
自分の師匠
人に怒られても、「でも、こんな時に坂本龍馬なら励ましてくれるよな」と偉人を妄想すればなんてことはないよね、という話。
内容はまあまあ濃いのでタイトル負けしていない。いい本だ。
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