なんか最近キーボードの調子が悪いな。
まあ置いておいて、久々に読書。ポケモンのおかげで本当に久しぶりに読書。
同期からの借り物。

とある高校の日常を書いた本。
イケメンのバレー部主将の桐島が、部活に真面目すぎて部員とズレができて部活をやめる。
言っていることは全て正しいんだけど、堅すぎて疲れるという感じ。
で、それとは関係無しに、ブラバン部の女子生徒は男子生徒が好きだし、野球部の男子生徒はサボっているるし、女子ソフトボール部の女子生徒はたいしたことないと思っていた姉が凄い選手だし、映画部の男子生徒はいわゆる目立たないオタクで、映画の製作となると途端に目を輝かせるし。

あー、あるわ。というのが読んでいてまず思うこと。
あるあるネタが入っている日常的な感じの本。

例えばクラス内のランクの話。
男子も女子も、ランクができる。
「上」の男子は何故かカッコよく制服を着こなせるし、体育でどの球技もそこそこできる、「下」の男子は体育のサッカーでとにかく目立たないように走り回っていたら授業が終わった、という感じ。
うん。あるある。「下」の辺よーく分かる。

最後には、本気で挑戦してできない自分を知るということが怖かった、でも桐島はそんなことでやめるなよ、もったいないよ、って野球部の人が心のなかで考える。俺も本気で取り組むか、みたいな決意を胸に久しぶりに部活へ向かっていって終わり。

もうなんか、窓開けて「あああああああ」って叫びたくなるくらい青春してる。
一気に読めた小説らしい小説。その作品にぴったりとハマると本当に面白い。
自分の立ち位置が「下」の存在ってのがリアルでちょっとアレだな。いやむしろリアルに考えられるから作品に現実味を感じて魅力的に感じるんだ。

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