ブックオフ。

とにかく、平均値を知ってからいろいろ頑張ろうよ、という趣旨かと思ったけど読んだ感じだとそうでもないのかもしれない。

この本はなんか内容がない。なんでだろう?既有知識か?
まあそれはそれでいいことなんだけど、ああつまり、タイトルから察するに内容もフツーにまとめたんではなかろうか。それで印象に残らないサラッとした読み応え。皮肉のつもり。

なんか良かったところをピックアップ。

・趣味は何でもいい。
映画鑑賞とか読書とか言っても、実態はアニメとか漫画とか結構適当なんじゃないの。とか考えても別にいい。自分の時間だから関係ないでしょ、といった話。
趣味というものの本質が、きわめて個人的な活動であり、精神的な満足を得ることだと踏まえれば、世間の人が持つ趣味なんてものは高尚であるはずがなく、たいてい下世話なものでしょう。

・4つの社会と4つのフツー。
今過ごしている環境は大まかに4つに分けられる。でもそれぞれで気を引き締めたりゆるめたりをしっかりしないとちょっと人間性疑われるよね、といった話。
1つは、会社や街など、多くの人と接点が生じる「世間体ステージ」。
2つめは、親しい友人や親族、家族、彼女、友人などとの接点が生じる「身内ステージ」。
3つめは、ひとりでいるときの「個人ステージ」。
4つめは、誰と接点を持っているか認識できない「無意識ステージ」。つまり眠っているときや死んた後などです。

例えば、個人ステージの時には素っ裸でもいいけど、「世間体ステージ」のときはきちっと身なりを整えてないとまずいよねとか。
これ前半に書けばいいのに。本の後半に書くから、それまでの内容がちょっと分かりにくいと思う。

あとは、タバコが嫌われてオトコの居場所がなくなったんだ、とかよく分からない理屈の展開もあって、持論を述べたいなら分けたらいいのにな、なんかデータに基づいて語ってたのに急に語りだして説得力ないな、というのもあった。

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