図書館。

この「蒔く」っていう漢字、面白いな。草冠に、時。なるほど上手く出来てる。

なんかストーリーに乗っかりつつ、成功する会社はこんな会社だよというのを示す本。
ご都合主義とか定番とかそんな展開をするけど、面白い。
読んでいくうちになんか既視感を感じた。権限委譲とか、意思疎通とかそんなのを主張している。
で、読み終わってピンと来て、これはもしドラに似ているな、と気づいた。
この本はもしドラのラノベ成分を削って、物語を簡潔にした上で、個々の章にまとめの考察を付け足している本。
個人的にはもしドラのアッパーバージョン。言い過ぎか。ドラッカーの引用箇所こそ多いけど、ラノベ分が多すぎるのがもしドラの悪いところ。

イニシアチブと権限委譲がキーワードかな。まあどっちも同じようなことか。
「このボスの言うことを聞いていれば間違いない」と部下が納得し、自然にマネジャーの指示を受け入れるようになって初めて、信頼関係が生まれたと言えるのです。

理想の会社、理想のマネジメントはこうあるべきだ、というのをうまくまとめて表現できている本。130ページで文字が少なく読みやすい。いい本だ。

コメント

最新のコメント

この日記について

日記内を検索