【本】こころ

2011年8月20日 読書
青空文庫。

かの有名なアレ。
夏目漱石のアレ。
移動時間を利用して途中まで読んだ。

アクセントはどうなんだろう?
こ↑こ→ろ→ なのか?
こ→こ↑ろ→ なのか?
あえてひらがなで書いてあるから、前者のアクセントで読んでいるけど、住宅展示場っぽい響きだからうーん。

愛があるー 夢があるー あのひーとがー住ーむ街♪
こーこは こーこーろー♪

ローカルすぎる。

本題。
なんか3部構成の本。
最初は”私”(わたくし 以下主人公)と”先生”の話。
上京した主人公は”先生”という不思議な魅力を持つおっさんと仲良くなる。という話。「人はお金が絡むといきなり悪になるよ」みたいなことを言う”先生”、よくわからないけどその考えにいたった過去がすごく気になる主人公。

次は主人公と両親の話。
主人公の父が病気で倒れてしまう話。田舎のしきたりがいかに鬱陶しいかとか、母の勝手な解釈が気に入らないかとかが詳しく描写される。なんか母に急かされるから仕方なしに”先生”に仕事探しのお手伝いをお願いする主人公。返事はお断りだった。ただ、先生は自分の過去を手紙で寄越してくれていた。
先生の手紙には、「これを読んでいるときには私は死んでいるでしょう」みたいなことが書いてあった。父が死にかけにもかかわらず、とにかく東京へ飛んでいく主人公。電車の中で手紙を読み直す。

次は”先生”の過去の話。
”先生”が大学生のときの話。とりあえず下宿させてもらった民家は未亡人とお嬢さんの二人家族だった。”先生”は仲の良かった友人”K”が精神的に参った状態だったので無理を通して下宿に”K”をおいてもらうことにした。
”K”は元気になってきた。ただし、”先生”がひそかに恋していたお嬢さんのことを”K”もまた好きになっていた。

ここまで読んだ。続きはまたいつか読む。

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