【本】金融広告を読め どれが当たりで、どれがハズレか
2011年3月11日 読書図書館。
様々な広告の意図を分析してボッタクリ商品の見分け方を説明する本。
まとめると、ウマイ話には裏がある。金融商品は大抵そんなもん。
・セット商品
金融機関がセットを考えてあげたからその作業に対しても手数料がかかっている。
自分でバラバラに買うのが基本的にお得。
ファンドオブファンズも同様。
・リスクは10年もの国債と比較する
長期金利を調べて、比較するのが大切。
・オススメ金融商品
普通預金と解約できる定期預金、変動金利なので個人向け国債10年もの。
インフレリスクを回避できるのが強み。
外貨預金は国内一点張りになる為替リスクの軽減にはいいかもしれないが、執筆時点の2005年では手数料が高すぎてちょっともったいないらしい。最近のFXのスプレッドならありかもしれん。
細かい文字を読まないカモ顧客から手数料をぼったくるのが金融機関。
じゃあ利用するときに細かい文字を読むのが自己防衛。分厚い本で、嫌というほど作者の考えが分かってきた。
ただし、説明の単純化のためとはいえ、ちょっとこれはいかんなあという説明が一つ。
16種類の、当選確率6%のIPO株を買うとどうなる?
平均的には16社の6%で、約1社(16×6%=0.96)の抽選に当たる確率です。
いやいや。1-(0.94^16)でしょ。37%の確率で全て落選する。63%の確率で少なくとも1社に当選する。「コイン2枚投げたら50%+50%で100%の確率で表が出る」と言ってしまったレベル。
数学が大切。とか書いてあった気がするけど、どうなんだろう。
まあでも、イロイロと難しい説明をさっくりと省いていて、読みやすさはバツグン。もっと入門書っぽいタイトルだともっと良かったのかも。
様々な広告の意図を分析してボッタクリ商品の見分け方を説明する本。
まとめると、ウマイ話には裏がある。金融商品は大抵そんなもん。
・セット商品
金融機関がセットを考えてあげたからその作業に対しても手数料がかかっている。
自分でバラバラに買うのが基本的にお得。
ファンドオブファンズも同様。
・リスクは10年もの国債と比較する
長期金利を調べて、比較するのが大切。
・オススメ金融商品
普通預金と解約できる定期預金、変動金利なので個人向け国債10年もの。
インフレリスクを回避できるのが強み。
外貨預金は国内一点張りになる為替リスクの軽減にはいいかもしれないが、執筆時点の2005年では手数料が高すぎてちょっともったいないらしい。最近のFXのスプレッドならありかもしれん。
細かい文字を読まないカモ顧客から手数料をぼったくるのが金融機関。
じゃあ利用するときに細かい文字を読むのが自己防衛。分厚い本で、嫌というほど作者の考えが分かってきた。
ただし、説明の単純化のためとはいえ、ちょっとこれはいかんなあという説明が一つ。
16種類の、当選確率6%のIPO株を買うとどうなる?
平均的には16社の6%で、約1社(16×6%=0.96)の抽選に当たる確率です。
いやいや。1-(0.94^16)でしょ。37%の確率で全て落選する。63%の確率で少なくとも1社に当選する。「コイン2枚投げたら50%+50%で100%の確率で表が出る」と言ってしまったレベル。
数学が大切。とか書いてあった気がするけど、どうなんだろう。
まあでも、イロイロと難しい説明をさっくりと省いていて、読みやすさはバツグン。もっと入門書っぽいタイトルだともっと良かったのかも。
【本】ものつくり敗戦
2011年3月6日 読書図書館。
面白い。内容が濃すぎてヤバい。
テーマは、 「ものつくり神話」の批判。
ものつくり神話の説明と、その結論にたどり着くまでの過程が凄い情報量でお腹いっぱい。
いい意味で濃い。凄い理論武装。
・技術の歴史
技術の軸足がハードからソフトへ移ることを、世の中では「IT(情報技術)化」 と呼ぶことが多い。(中略) ハードからソフトへの技術の軸足移動は、もっと深いところで起こっている現代技術の地殻変動の一つのあらわれである。
この地殻変動の様相を技術の一番深い水脈まで掘り下げ、百年を越える技術の長期のトレンドでとらえてその本質を明らかにすることが、本書の目的のひとつである。
まずは技術の歴史。日本は、理論とシステムとソフトウェアという3つが主軸になった第三の科学革命から置いてきぼりになる。匠の技が好きすぎて考えが変えられなかった。
・「普遍化」に乗り遅れた
・「理論」を軽視する工学研究
・数学の停滞
理系離れは指摘するのに数学離れは放置。
一度通して読むとこの本の序章がいかにコンパクトに全体をまとめているかが分かる。
著者は論文執筆が沢山ある制御工学の教授。流石のまとめ方だ。
本文中も読者のことを配慮した「繰り返し述べたい」とか、「前の図表と対比されたい」とかがちょこちょこ出てきて読みやすい。引用文献が70件近く事細かに書かれている論文スタイルなのも読みやすさアップ。
というかこの辺は内容が面白かったという感想からくるハロー効果だな。なんでも好意的にとらえてしまう。罠だ。
一章は歴史
・普遍性
技術が普遍性を求めてきたこと、求めざるを得ないことが、この章で述べたいことである。普遍性といえば難しく聞こえるかもしれないが、要するに一定の知識さえ身につければ誰でも理解出来、望めば誰でも使うことの出来るような性質のことである。
匠の技の対極にあるもの、程度の理解でそんなに外してないと思う。
・科学と技術
科学は自然に普遍性を求める。
技術は論理に普遍性を求める。
科学と技術はバラバラ。
・科学革命
第一の科学革命は、言うまでもなくガリレオ、ニュートンらによる近代科学の確立である。
第二の科学革命は、自然を対象としていた科学が、技術のもたらすあたらしい現象の解明に使われるようになったこと。
フランスの、エコール・ポリテクニクという1794年設立の軍学校が第二の科学革命の起源。
国家プロジェクトとして科学と技術を組み合わせた学校。工学教育のモデル。
・品質管理、制御、フィードバック
第二の科学革命は大量生産を生み出した。大量生産では問題が起きた。「効率よくつくれないだろうか」って感じ。
・第三の科学革命
人工物を対象とする科学。造語?1930-1950年くらいの間に確立された科学。
制御工学、オペレーションズ・リサーチ、ネットワーク理論、ノイマン型計算機、シャノンの通信理論、ウィーナーのサイバネティックス。
道具
↓
(産業革命)
↓
機械
↓
(第三の科学革命)
↓
システム
二章は太平洋戦争の敗因分析
要約すると、
相手国は第三の科学革命を活用。
日本は第二の科学革命を活用。負けた。
・仮説 日本の伝統技術
機械を道具化する
「 道具 」
↓↑
(産業革命) (日本の伝統技術)
↓↑
「 機械 」
・武器の質的な差
量的ではないという注釈がある。
例えばレーダー。
アメリカ軍:レーダー搭載
日本軍:レーダー非搭載
・規格化・互換化
アメリカ軍:陸海空共用の一つの基本形式
日本軍:海軍だけでも三十種類の機関銃が作られ、弾薬に至っては百二十種類
・ゼロ戦
匠の技に頼りすぎてぎりぎりのバランス調整がなされているため、拡張性に乏しかった。
・魚雷の誘導制御
アメリカ軍:戦争中期に実用化
日本軍:人間が乗り込んで制御
・直接性能主義
兵の体力、補給の容易さ、機動性、故障の起こりにくさ、他の兵器と一緒に用いたときの相乗効果などを総合的に考えた性能が追求された形跡はほとんどない。
アメリカ軍:機動性バツグンの自走砲が常識
日本軍:飛距離、火力だけが凄い大砲を、人が木製の車輪で荷車のように運ぶ
他にも陸軍と海軍の仲が悪いとかあるけど、略。
・日本軍の凄いところ
わずか70年あまりで、自前の航空機、空母、潜水艦を作った。
戦艦大和の砲塔は凄い制御技術の結晶。
ジェット機、ロケット、後退翼という宇宙開発につながる技術を実用化レベルにした。
3章、4章はまとめ。まとめて省略。というか丸写し状態になっているのを改善しないといかん。ちょっとメンドイ。
とにかく、理論、システム、ソフトウェア。この3つが軽視されているのはまずい。
読書メモもいくらかシステマチックな方法を考えるほうがいいかもしれん。システマチック言いたかっただけだけど。
電子マネーの規格乱立とか、PCゲームのMODとか、そういうのが第三の科学革命に追いつききれていないことの証拠かな。ふと思う。普遍化か規格化か知らないけど、なんかちゃんと出来ていない。
レグザリンクとかメーカー統一したシステムは、逆に第三の科学革命をちょっと理解している感じ?でもSONYは独自規格が好きだし、うーん。
とにかく興味深い本。
面白い。内容が濃すぎてヤバい。
テーマは、 「ものつくり神話」の批判。
ものつくり神話の説明と、その結論にたどり着くまでの過程が凄い情報量でお腹いっぱい。
いい意味で濃い。凄い理論武装。
・技術の歴史
技術の軸足がハードからソフトへ移ることを、世の中では「IT(情報技術)化」 と呼ぶことが多い。(中略) ハードからソフトへの技術の軸足移動は、もっと深いところで起こっている現代技術の地殻変動の一つのあらわれである。
この地殻変動の様相を技術の一番深い水脈まで掘り下げ、百年を越える技術の長期のトレンドでとらえてその本質を明らかにすることが、本書の目的のひとつである。
まずは技術の歴史。日本は、理論とシステムとソフトウェアという3つが主軸になった第三の科学革命から置いてきぼりになる。匠の技が好きすぎて考えが変えられなかった。
・「普遍化」に乗り遅れた
・「理論」を軽視する工学研究
・数学の停滞
理系離れは指摘するのに数学離れは放置。
一度通して読むとこの本の序章がいかにコンパクトに全体をまとめているかが分かる。
著者は論文執筆が沢山ある制御工学の教授。流石のまとめ方だ。
本文中も読者のことを配慮した「繰り返し述べたい」とか、「前の図表と対比されたい」とかがちょこちょこ出てきて読みやすい。引用文献が70件近く事細かに書かれている論文スタイルなのも読みやすさアップ。
というかこの辺は内容が面白かったという感想からくるハロー効果だな。なんでも好意的にとらえてしまう。罠だ。
一章は歴史
・普遍性
技術が普遍性を求めてきたこと、求めざるを得ないことが、この章で述べたいことである。普遍性といえば難しく聞こえるかもしれないが、要するに一定の知識さえ身につければ誰でも理解出来、望めば誰でも使うことの出来るような性質のことである。
匠の技の対極にあるもの、程度の理解でそんなに外してないと思う。
・科学と技術
科学は自然に普遍性を求める。
技術は論理に普遍性を求める。
科学と技術はバラバラ。
・科学革命
第一の科学革命は、言うまでもなくガリレオ、ニュートンらによる近代科学の確立である。
第二の科学革命は、自然を対象としていた科学が、技術のもたらすあたらしい現象の解明に使われるようになったこと。
フランスの、エコール・ポリテクニクという1794年設立の軍学校が第二の科学革命の起源。
国家プロジェクトとして科学と技術を組み合わせた学校。工学教育のモデル。
・品質管理、制御、フィードバック
第二の科学革命は大量生産を生み出した。大量生産では問題が起きた。「効率よくつくれないだろうか」って感じ。
・第三の科学革命
人工物を対象とする科学。造語?1930-1950年くらいの間に確立された科学。
制御工学、オペレーションズ・リサーチ、ネットワーク理論、ノイマン型計算機、シャノンの通信理論、ウィーナーのサイバネティックス。
道具
↓
(産業革命)
↓
機械
↓
(第三の科学革命)
↓
システム
二章は太平洋戦争の敗因分析
要約すると、
相手国は第三の科学革命を活用。
日本は第二の科学革命を活用。負けた。
・仮説 日本の伝統技術
機械を道具化する
「 道具 」
↓↑
(産業革命) (日本の伝統技術)
↓↑
「 機械 」
・武器の質的な差
量的ではないという注釈がある。
例えばレーダー。
アメリカ軍:レーダー搭載
日本軍:レーダー非搭載
・規格化・互換化
アメリカ軍:陸海空共用の一つの基本形式
日本軍:海軍だけでも三十種類の機関銃が作られ、弾薬に至っては百二十種類
・ゼロ戦
匠の技に頼りすぎてぎりぎりのバランス調整がなされているため、拡張性に乏しかった。
・魚雷の誘導制御
アメリカ軍:戦争中期に実用化
日本軍:人間が乗り込んで制御
・直接性能主義
兵の体力、補給の容易さ、機動性、故障の起こりにくさ、他の兵器と一緒に用いたときの相乗効果などを総合的に考えた性能が追求された形跡はほとんどない。
アメリカ軍:機動性バツグンの自走砲が常識
日本軍:飛距離、火力だけが凄い大砲を、人が木製の車輪で荷車のように運ぶ
他にも陸軍と海軍の仲が悪いとかあるけど、略。
・日本軍の凄いところ
わずか70年あまりで、自前の航空機、空母、潜水艦を作った。
戦艦大和の砲塔は凄い制御技術の結晶。
ジェット機、ロケット、後退翼という宇宙開発につながる技術を実用化レベルにした。
3章、4章はまとめ。まとめて省略。というか丸写し状態になっているのを改善しないといかん。ちょっとメンドイ。
とにかく、理論、システム、ソフトウェア。この3つが軽視されているのはまずい。
読書メモもいくらかシステマチックな方法を考えるほうがいいかもしれん。システマチック言いたかっただけだけど。
電子マネーの規格乱立とか、PCゲームのMODとか、そういうのが第三の科学革命に追いつききれていないことの証拠かな。ふと思う。普遍化か規格化か知らないけど、なんかちゃんと出来ていない。
レグザリンクとかメーカー統一したシステムは、逆に第三の科学革命をちょっと理解している感じ?でもSONYは独自規格が好きだし、うーん。
とにかく興味深い本。
【本】リーダーになる人に知っておいてほしいこと
2011年2月27日 読書 コメント (2)図書館。
最近は来年の新人を意識してか精神論の本ばかり読んでる。
全部タダの図書館で適当に選んでても、どこかでやっぱり意識してるんだな。
松下幸之助のお言葉が詰まった本。
編集者がエッセンスを抜き出しただけに、どれもいいんだけど特に面白かったものを引用。
・ 敵をほめる
商売や経済では相手をくさすことはしない。ライバルのいいところを見て、それを頂戴する。
・知識に振り回されない
知識は道具である。知識の奴隷になってはいけない。知識の”主人公”になる。縦横無尽に知識を使いこなす。
・ 成功のコツをつかむまでやめない
一時に成功すれば万事に成功する。一時に成功できない者が、あせって万事に手を出してもそうそう成功するものではない。まずは成功のコツをつかむまで努力をやめない。そして、使命感と気力、この二つなくして真の成功はない。
・ 人間の本質を知る
われわれ人間は、お互いに「飼いあい」をしていると考えればいい。だから、成功しようと思うのなら、まずは「相手の本質を知る」、つまり「人間というものはこんなもんや」ということを知る。そこから出発していけばいい。
・ 勝つか負けるかわからないときには
仕事の勝負と賭け事は違う。絶対に成功するということを確実にしてやるべきだ。これはやるべきものだと思い、行動の善なることを信じてやる。そのために勉強もする。
・ 現実が大事
百歩先、十歩先、一歩先、それぞれを見ることが大事である。しかし、まずは一歩先を見なければならない。
・ 自己観照をする
他人に観てもらうより、自分で自分を観る。自分のどこがいけないかを自分で見つける。この自己観照が大切である。
うん、哲学だなあ。丁稚奉公ってどんなのなんだろう。知識がないから知識に振り回されもしないのが現状なんだよな。
全体的に現実主義、現場主義な感じがあった。掃除の大切さをやたらと紹介してた。
あー片付いてない。自宅も職場の引き出しもぐちゃぐちゃだ。まずは職場から片付けよう。
書類の分類からだな。
最近は来年の新人を意識してか精神論の本ばかり読んでる。
全部タダの図書館で適当に選んでても、どこかでやっぱり意識してるんだな。
松下幸之助のお言葉が詰まった本。
編集者がエッセンスを抜き出しただけに、どれもいいんだけど特に面白かったものを引用。
・ 敵をほめる
商売や経済では相手をくさすことはしない。ライバルのいいところを見て、それを頂戴する。
・知識に振り回されない
知識は道具である。知識の奴隷になってはいけない。知識の”主人公”になる。縦横無尽に知識を使いこなす。
・ 成功のコツをつかむまでやめない
一時に成功すれば万事に成功する。一時に成功できない者が、あせって万事に手を出してもそうそう成功するものではない。まずは成功のコツをつかむまで努力をやめない。そして、使命感と気力、この二つなくして真の成功はない。
・ 人間の本質を知る
われわれ人間は、お互いに「飼いあい」をしていると考えればいい。だから、成功しようと思うのなら、まずは「相手の本質を知る」、つまり「人間というものはこんなもんや」ということを知る。そこから出発していけばいい。
・ 勝つか負けるかわからないときには
仕事の勝負と賭け事は違う。絶対に成功するということを確実にしてやるべきだ。これはやるべきものだと思い、行動の善なることを信じてやる。そのために勉強もする。
・ 現実が大事
百歩先、十歩先、一歩先、それぞれを見ることが大事である。しかし、まずは一歩先を見なければならない。
・ 自己観照をする
他人に観てもらうより、自分で自分を観る。自分のどこがいけないかを自分で見つける。この自己観照が大切である。
うん、哲学だなあ。丁稚奉公ってどんなのなんだろう。知識がないから知識に振り回されもしないのが現状なんだよな。
全体的に現実主義、現場主義な感じがあった。掃除の大切さをやたらと紹介してた。
あー片付いてない。自宅も職場の引き出しもぐちゃぐちゃだ。まずは職場から片付けよう。
書類の分類からだな。
【本】スマートグリッド入門
2011年2月27日 読書図書館。
賢い送電線網 とかいうスマートグリッドを解説した本。
ただし、執筆時点ではイロイロともやもやしていたようで、現状をまとめてみましたという状態らしい。
著者の本職は金融関係なので投資先=ビジネスチャンスとしての視点が多い。
・そもそも定義がうやむや
いまのところ、スマートグリッドはシステムとしての輪郭や構造を、議論し実践しながらデザインしている過程にある。
本書でスマートグリッドと言うときには、狭義には、1.エネルギー、2.テレコミュニケーション、3.ITの3つの産業が融合した新たなビジネスと捉える。広義には、需要側を見ると、4.住宅・自動車・家電を中心とした省エネの取り組み、供給側では、5.太陽光・風力・スマートエネルギー端末などの、新エネルギーの取り組みも含められる。
ビジネスとして見る所がこの著者のスタンス。なんとなく語感からは構造に思えるのだけど、まあいいや。
・電力の効率化
電線は、電機をやりとりするだけではなく、情報もやりとりするようになる。
なにやらスマートメーターとかいうのを一般家庭に付けて、電機が必要なときに必要な量だけ送られるようにするらしい。
・規格制定が進行中
いわゆるIT革命を例にした状況説明。
IT産業におけるTCP/IPが、今まさに策定されている段階であり(規格化)、WWWといったネットワークへの接続ルールが、これから検討され事実上統一されること(標準化)が始まった段階なのである。
・ スマートグリッドが期待される9つの理由
1.省エネ
エネルギー利用効率が向上するから省エネ。
2.信頼性の向上
日本はそれほど停電時間が長くない国だけど、アメリカは送電と情報のやり取りをスムーズに連携することで停電時間が短くできそう。
3.再生可能エネルギーの導入
個人の太陽光発電の情報をスマートメーターで電力会社とやり取りして、電力の無駄な購入が減る。
4.安全性の向上
既存の送配電網は、今日の情報化社会が想定されていないのである。 だから複雑なネットワークでサイバーテロも安心!らしい。
5.マクロ経済に与える影響の成長戦略
アメリカは老朽化した送配電網による停電で損失が年間1000億ドル(DOEによる)。スマートグリッドで損失が0になるらしい。消費者も電気代がお得。スマートグリッド対応のスマート家電購入で、経済活性化。
6.コストの削減
上に同じに見えた。
7.顧客の選択肢が広がる
スマートメーターの制御方法が色々と選べるらしい。
8.エネルギー安全保障の観点
プラグインハイブリッド車や電気自動車が夜中に充電すればアメリカの原油輸入量は52%下げられる。全ての車が置き換わった前提だけど。
9.地球温暖化への対応
クリーンな発電を受け入れるにはスマートグリッドが必要。
・スマートグリッド関連銘柄
おそらく著者が書きたかったところ。
2009年9月、野村證券金融経済研究所から「スマートグリッド:21世紀型電力網の夜明け」と題する調査レポートが発表された。
・大崎電気工業
・メガチップス
・日本ガイシ
・トーカロ
・三菱電機
・富士電機ホールディングス
・住友電気工業
・他にも著者による関連企業の紹介
スマート住宅
・積水ハウス
・アキュラホーム
スマート家電
・パナソニック
・東芝
・日立
・シャープ
NAS電池
・日本ガイシ
超電導技術
・ 住友電気工業
実証実験をした企業
・シャープ
・関西電力
・エリーパワー
・東京電力
・日立製作所
・伊藤忠商事
・(東工大)
・九州電力
・沖縄電力
・(電中研)
・富士電機ホールディングス
個別に取り上げられている企業
・日立
・三菱重工
・東芝
・(経産省)
まあなんとなく分かったけど、なんとなくレベルだな。徐々にクリーンエネルギーに切り替わるね、やったね、ってことは分かった。関連銘柄はチラチラ見てみよう。
賢い送電線網 とかいうスマートグリッドを解説した本。
ただし、執筆時点ではイロイロともやもやしていたようで、現状をまとめてみましたという状態らしい。
著者の本職は金融関係なので投資先=ビジネスチャンスとしての視点が多い。
・そもそも定義がうやむや
いまのところ、スマートグリッドはシステムとしての輪郭や構造を、議論し実践しながらデザインしている過程にある。
本書でスマートグリッドと言うときには、狭義には、1.エネルギー、2.テレコミュニケーション、3.ITの3つの産業が融合した新たなビジネスと捉える。広義には、需要側を見ると、4.住宅・自動車・家電を中心とした省エネの取り組み、供給側では、5.太陽光・風力・スマートエネルギー端末などの、新エネルギーの取り組みも含められる。
ビジネスとして見る所がこの著者のスタンス。なんとなく語感からは構造に思えるのだけど、まあいいや。
・電力の効率化
電線は、電機をやりとりするだけではなく、情報もやりとりするようになる。
なにやらスマートメーターとかいうのを一般家庭に付けて、電機が必要なときに必要な量だけ送られるようにするらしい。
・規格制定が進行中
いわゆるIT革命を例にした状況説明。
IT産業におけるTCP/IPが、今まさに策定されている段階であり(規格化)、WWWといったネットワークへの接続ルールが、これから検討され事実上統一されること(標準化)が始まった段階なのである。
・ スマートグリッドが期待される9つの理由
1.省エネ
エネルギー利用効率が向上するから省エネ。
2.信頼性の向上
日本はそれほど停電時間が長くない国だけど、アメリカは送電と情報のやり取りをスムーズに連携することで停電時間が短くできそう。
3.再生可能エネルギーの導入
個人の太陽光発電の情報をスマートメーターで電力会社とやり取りして、電力の無駄な購入が減る。
4.安全性の向上
既存の送配電網は、今日の情報化社会が想定されていないのである。 だから複雑なネットワークでサイバーテロも安心!らしい。
5.マクロ経済に与える影響の成長戦略
アメリカは老朽化した送配電網による停電で損失が年間1000億ドル(DOEによる)。スマートグリッドで損失が0になるらしい。消費者も電気代がお得。スマートグリッド対応のスマート家電購入で、経済活性化。
6.コストの削減
上に同じに見えた。
7.顧客の選択肢が広がる
スマートメーターの制御方法が色々と選べるらしい。
8.エネルギー安全保障の観点
プラグインハイブリッド車や電気自動車が夜中に充電すればアメリカの原油輸入量は52%下げられる。全ての車が置き換わった前提だけど。
9.地球温暖化への対応
クリーンな発電を受け入れるにはスマートグリッドが必要。
・スマートグリッド関連銘柄
おそらく著者が書きたかったところ。
2009年9月、野村證券金融経済研究所から「スマートグリッド:21世紀型電力網の夜明け」と題する調査レポートが発表された。
・大崎電気工業
・メガチップス
・日本ガイシ
・トーカロ
・三菱電機
・富士電機ホールディングス
・住友電気工業
・他にも著者による関連企業の紹介
スマート住宅
・積水ハウス
・アキュラホーム
スマート家電
・パナソニック
・東芝
・日立
・シャープ
NAS電池
・日本ガイシ
超電導技術
・ 住友電気工業
実証実験をした企業
・シャープ
・関西電力
・エリーパワー
・東京電力
・日立製作所
・伊藤忠商事
・(東工大)
・九州電力
・沖縄電力
・(電中研)
・富士電機ホールディングス
個別に取り上げられている企業
・日立
・三菱重工
・東芝
・(経産省)
まあなんとなく分かったけど、なんとなくレベルだな。徐々にクリーンエネルギーに切り替わるね、やったね、ってことは分かった。関連銘柄はチラチラ見てみよう。
【本】7割は課長にさえなれません
2011年2月26日 読書図書館。
著者は「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の人。
年功序列は駄目だ。雇用の流動化が必要なんだ!というテーマ。
・格差社会は身分制度
誰もが感じていることだと思う。身分が上の大企業中年正社員、大企業若手正社員、身分が下の契約社員、女性の一般職、中小企業正社員。
今の日本には身分制度がある。強固で安定した身分制度を屋台骨とした江戸時代、社会は安定していたが発展はしなかった。 だから日本はまずいよ、という話。
・派遣を正社員にするパターンで見る雇用の流動化
種類、人数、平均年収で書いてみる
原型
正社員 15人 500万円
非正規 10人 250万円
人件費総額 1億円
非正規を正社員にしなさい。と言われるとする。
パターン1
正社員 15人 500万円
非正規 10人 500万円
人件費総額 1億2500万円
パターン2
正社員 15人 500万円
非正規 5人 500万円
人件費総額 1億円
パターン3
社員 25人 400万円
人件費総額 1億円
パターン1は天からお金が降ってこない限り不可能。
パターン2は現在の雇用形態だと現実的。
パターン3がこの本の理想。正社員とか非正規とかないよ、という話。
・結局、雇用流動化ってどうなるのか
上記のパターン3になる。
以下にもう一度、 規制緩和でメリットを受けるグループを列挙しておこう。
・非正規雇用労働者
・大企業の下請け的な中小企業
・大企業の女性正社員
・大企業の20,30代正社員
というわけでざっくりとまとめた。主張は一つでわかり易い。説得力もある。
でも、著者によると、政治家の中には分かっているけど支持率が取れないから言わない、という人もいるらしい。じゃあ著者に賛同してもどこに投票するのがいいんだか分からないじゃないか。まあこういう考え方もあるんだなということで一つ。著者も急げ急げと煽ってるけど、言われてみると結構緊急な案件だと思う。
タイトルは説明の一例として使われていただけ。今の制度だとタイトル通りになるという説明。
著者は「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の人。
年功序列は駄目だ。雇用の流動化が必要なんだ!というテーマ。
・格差社会は身分制度
誰もが感じていることだと思う。身分が上の大企業中年正社員、大企業若手正社員、身分が下の契約社員、女性の一般職、中小企業正社員。
今の日本には身分制度がある。強固で安定した身分制度を屋台骨とした江戸時代、社会は安定していたが発展はしなかった。 だから日本はまずいよ、という話。
・派遣を正社員にするパターンで見る雇用の流動化
種類、人数、平均年収で書いてみる
原型
正社員 15人 500万円
非正規 10人 250万円
人件費総額 1億円
非正規を正社員にしなさい。と言われるとする。
パターン1
正社員 15人 500万円
非正規 10人 500万円
人件費総額 1億2500万円
パターン2
正社員 15人 500万円
非正規 5人 500万円
人件費総額 1億円
パターン3
社員 25人 400万円
人件費総額 1億円
パターン1は天からお金が降ってこない限り不可能。
パターン2は現在の雇用形態だと現実的。
パターン3がこの本の理想。正社員とか非正規とかないよ、という話。
・結局、雇用流動化ってどうなるのか
上記のパターン3になる。
以下にもう一度、 規制緩和でメリットを受けるグループを列挙しておこう。
・非正規雇用労働者
・大企業の下請け的な中小企業
・大企業の女性正社員
・大企業の20,30代正社員
というわけでざっくりとまとめた。主張は一つでわかり易い。説得力もある。
でも、著者によると、政治家の中には分かっているけど支持率が取れないから言わない、という人もいるらしい。じゃあ著者に賛同してもどこに投票するのがいいんだか分からないじゃないか。まあこういう考え方もあるんだなということで一つ。著者も急げ急げと煽ってるけど、言われてみると結構緊急な案件だと思う。
タイトルは説明の一例として使われていただけ。今の制度だとタイトル通りになるという説明。
【本】頭痛のタネは新入社員
2011年2月26日 読書図書館。
対象読者は新入社員に手を焼く上司の人々。
いわゆる「最近の若者」の特徴を述べて、じゃあ上司としてどう接するのか、を語る本。
本自体はリーマンショック以前のモノ。
・新卒採用のメリット
中途採用と比べると、
1.転職未経験なので、会社を辞めるということに躊躇するはず。
2.まだ真っ白なので、自社の色に染められる。教育しなおす必要がない。
3.中長期に渡って、思った以上に活躍する可能性がある。
だから新卒採用が、中途採用よりもローリスクハイリターン。らしい。
うーん、1.の理由は消極的だな。2.の理由も必要なことは他社で知っているからどうかな。
3.は新卒が未知数なのを高く買った評価。まあメリットの項目だし、いいか。
・自己評価の辛い上司たち
上司を目標にしたいか、とか指示やアドバイスは十分だと思うか、という質問。
上司は目標にされていないと感じていて、指示やアドバイスは不十分だと感じている。
反面、部下は上司の自己評価ほど上司の評価が厳しくない。という話。
・「若者はなぜ3年で辞めるのか?」に否定的
著者よりも「若者は~」の城氏は7歳若い。
著者は氷河期前の売り手市場の意見。
城氏は氷河期の意見。
著者は、若者よ転職をそんなに簡単にしないでくれ、上司も頑張ってるからさ、という主張。
城氏は、会社の仕組みとして年功序列の不公平を訴えている。若者よそんな企業は見限って転職しよう、という主張。
うーん、なんとなく城氏のほうがしっくりくる。まあ生まれた年にもよるか。
・プラネタリウム的視点
ブログの普及で、ベンチャーの社長とかを身近に感じるのが若手社員。
それと比べるから「社内に目標となる人がいない」と言い出す。
本来遠い存在の社長が鮮明に見えるからプラネタリウム的視点と名付ける。らしい。
今ならTwitterとFacebookかな。著者は浮き足立った若者にちょっとうんざり。
・〇〇してもいいですか、よりも〇〇したらダメですか
マニュアル的な若手社員。
きっと自覚はないと思いますが、「〇〇してもいいですか?」という質問よりも、「〇〇したらダメですか?」と、枠を作ってその中に収まろうとする聞き方が多いのも特徴的です。
おー、今の自分にとってなんか耳が痛い指摘がきた。で、上司としては「で、お前はどうしたいんだ」 というのが割といいらしい。なるほどなるほど。ちょっと想像上の上司を作って自分で問いかけよう。
・オリジナル組織図を作ろう
若手には部署内の組織図を作って渡せば、全体が見えていいよという話。
これだよ!正直全員の仕事がイマイチ分かってないし、説明をしっかりとされた気がしない。あ、でも忘れただけかもしれない。とにかく座席表に二つ名を書けばいいんだよ。
「”〇〇担当だけど今は〇〇に取り組んでいる”○山○太」とか。
この本の例みたいに”人懐っこさで交渉をまとめる! 鈴木(3年目)” ってほどかっこいい必要はないと思うけど、でもオリジナル組織図はいいアイデアだと思う。
作った上司は全員との面談をするとか書いてあるけど、立場的にそれは読まなかったことにしよう。
・あこがれのヒーロー・ヒロイン像を作る。
リクナビの、先輩に聞いてみました、みたいなアレを部内報でやるのもいいね。という話。
これはもう既にあこがれのヒーローいるから別にいいわ。自分は運がいい。
来年からは新人の指導をするはずだから、ちょっと新人時代の不満を整理しようと思う。いいきっかけだ。
対象読者は新入社員に手を焼く上司の人々。
いわゆる「最近の若者」の特徴を述べて、じゃあ上司としてどう接するのか、を語る本。
本自体はリーマンショック以前のモノ。
・新卒採用のメリット
中途採用と比べると、
1.転職未経験なので、会社を辞めるということに躊躇するはず。
2.まだ真っ白なので、自社の色に染められる。教育しなおす必要がない。
3.中長期に渡って、思った以上に活躍する可能性がある。
だから新卒採用が、中途採用よりもローリスクハイリターン。らしい。
うーん、1.の理由は消極的だな。2.の理由も必要なことは他社で知っているからどうかな。
3.は新卒が未知数なのを高く買った評価。まあメリットの項目だし、いいか。
・自己評価の辛い上司たち
上司を目標にしたいか、とか指示やアドバイスは十分だと思うか、という質問。
上司は目標にされていないと感じていて、指示やアドバイスは不十分だと感じている。
反面、部下は上司の自己評価ほど上司の評価が厳しくない。という話。
・「若者はなぜ3年で辞めるのか?」に否定的
著者よりも「若者は~」の城氏は7歳若い。
著者は氷河期前の売り手市場の意見。
城氏は氷河期の意見。
著者は、若者よ転職をそんなに簡単にしないでくれ、上司も頑張ってるからさ、という主張。
城氏は、会社の仕組みとして年功序列の不公平を訴えている。若者よそんな企業は見限って転職しよう、という主張。
うーん、なんとなく城氏のほうがしっくりくる。まあ生まれた年にもよるか。
・プラネタリウム的視点
ブログの普及で、ベンチャーの社長とかを身近に感じるのが若手社員。
それと比べるから「社内に目標となる人がいない」と言い出す。
本来遠い存在の社長が鮮明に見えるからプラネタリウム的視点と名付ける。らしい。
今ならTwitterとFacebookかな。著者は浮き足立った若者にちょっとうんざり。
・〇〇してもいいですか、よりも〇〇したらダメですか
マニュアル的な若手社員。
きっと自覚はないと思いますが、「〇〇してもいいですか?」という質問よりも、「〇〇したらダメですか?」と、枠を作ってその中に収まろうとする聞き方が多いのも特徴的です。
おー、今の自分にとってなんか耳が痛い指摘がきた。で、上司としては「で、お前はどうしたいんだ」 というのが割といいらしい。なるほどなるほど。ちょっと想像上の上司を作って自分で問いかけよう。
・オリジナル組織図を作ろう
若手には部署内の組織図を作って渡せば、全体が見えていいよという話。
これだよ!正直全員の仕事がイマイチ分かってないし、説明をしっかりとされた気がしない。あ、でも忘れただけかもしれない。とにかく座席表に二つ名を書けばいいんだよ。
「”〇〇担当だけど今は〇〇に取り組んでいる”○山○太」とか。
この本の例みたいに”人懐っこさで交渉をまとめる! 鈴木(3年目)” ってほどかっこいい必要はないと思うけど、でもオリジナル組織図はいいアイデアだと思う。
作った上司は全員との面談をするとか書いてあるけど、立場的にそれは読まなかったことにしよう。
・あこがれのヒーロー・ヒロイン像を作る。
リクナビの、先輩に聞いてみました、みたいなアレを部内報でやるのもいいね。という話。
これはもう既にあこがれのヒーローいるから別にいいわ。自分は運がいい。
来年からは新人の指導をするはずだから、ちょっと新人時代の不満を整理しようと思う。いいきっかけだ。
【本】大人にもできる脳細胞の増やし方
2011年2月22日 読書図書館。
大人の脳細胞も活性化します。勉強を頑張りましょう、という本。
・俗説の否定
「脳細胞は一日一〇万個死ぬ」、「脳細胞は一切生まれ変わらない」、「大人になったら脳は衰える一方だ」
全て間違い。
脳細胞が10万個死ぬことは誰も調べていない。
脳細胞は、海馬の歯状回という箇所で生まれ変わっている。新生ニューロンが作られる。
脳は日々変化するので衰えるのみというのは有り得ない。
・新生ニューロンとは何か
私は新生ニューロンとは「環境の変化に適応するためのニューロン」なのではないかと考えている。 らしい。詳しくは不明点が多い。
・ニューロンの”タマゴ”、神経幹細胞の存在する箇所
1.海馬の歯状回
2.脳室の周囲
3.大脳新皮質
・新生ニューロンの生成速度
ニホンザルの実験より、年を取るほど生成速度が低下するのが分かっている。
・海馬の役割
海馬は人間の心の動きをも左右する「脳全体の管制官」といった存在らしい。
単なる記憶装置ではなくて、どこに情報を送るか、どこから情報を関連付けるかを決める司令塔。
・新生ニューロンを増やそう!5つのメリット
1.記憶力がアップする
2.思考力、発想力、意欲などを高める
3.嫌な記憶を消す
4.ストレス抑制作用がある
5.適応力を高める
・運動が大切
新生ニューロンの成長に欠かせないタンパク質、BDNFを増やすには有酸素運動が有効。
ウォーキングがおすすめ。
・なぜ海馬の歯状回のみ新生ニューロンが生み出されるのか
仮説:「恐竜の脳」
ここがキモ。著者の仮説を語るところ。
古い脳を新しい脳が囲っているのが人間の脳。
海馬の歯状回は古い脳にある。適応能力の高い爬虫類の脳にあるから、新生ニューロンが生み出されても納得だよね、という主張。
・海馬を動かすには刺激が必要
海馬の回転数を増やそう。刺激があると、情報がなんども回転していいよ、という話。
・シータ波
電車の中で本を読むと、雑音が聞こえなくなるくらい集中できたりするアレ。
シータ波が出てます。
・シータ波が新生ニューロンを増やす
集中して学習すると新生ニューロンが増える。ネズミの実験で実証済み。
集中して勉強>記憶力向上>集中して勉強、の好循環を狙おう。
・神経幹細胞のクローン生成
大脳にある神経幹細胞はどんどんクローンを作っている。
ニューロン予備軍としての役割と、活発な脳細胞の成長サポートという役割もありそうらしい。
結局は、常に勉強し続けましょうという結論をいうだけの本。
豊富な実験結果に裏付けされた脳細胞の話があるので、説得力はかなりある。
大人の脳細胞も活性化します。勉強を頑張りましょう、という本。
・俗説の否定
「脳細胞は一日一〇万個死ぬ」、「脳細胞は一切生まれ変わらない」、「大人になったら脳は衰える一方だ」
全て間違い。
脳細胞が10万個死ぬことは誰も調べていない。
脳細胞は、海馬の歯状回という箇所で生まれ変わっている。新生ニューロンが作られる。
脳は日々変化するので衰えるのみというのは有り得ない。
・新生ニューロンとは何か
私は新生ニューロンとは「環境の変化に適応するためのニューロン」なのではないかと考えている。 らしい。詳しくは不明点が多い。
・ニューロンの”タマゴ”、神経幹細胞の存在する箇所
1.海馬の歯状回
2.脳室の周囲
3.大脳新皮質
・新生ニューロンの生成速度
ニホンザルの実験より、年を取るほど生成速度が低下するのが分かっている。
・海馬の役割
海馬は人間の心の動きをも左右する「脳全体の管制官」といった存在らしい。
単なる記憶装置ではなくて、どこに情報を送るか、どこから情報を関連付けるかを決める司令塔。
・新生ニューロンを増やそう!5つのメリット
1.記憶力がアップする
2.思考力、発想力、意欲などを高める
3.嫌な記憶を消す
4.ストレス抑制作用がある
5.適応力を高める
・運動が大切
新生ニューロンの成長に欠かせないタンパク質、BDNFを増やすには有酸素運動が有効。
ウォーキングがおすすめ。
・なぜ海馬の歯状回のみ新生ニューロンが生み出されるのか
仮説:「恐竜の脳」
ここがキモ。著者の仮説を語るところ。
古い脳を新しい脳が囲っているのが人間の脳。
海馬の歯状回は古い脳にある。適応能力の高い爬虫類の脳にあるから、新生ニューロンが生み出されても納得だよね、という主張。
・海馬を動かすには刺激が必要
海馬の回転数を増やそう。刺激があると、情報がなんども回転していいよ、という話。
・シータ波
電車の中で本を読むと、雑音が聞こえなくなるくらい集中できたりするアレ。
シータ波が出てます。
・シータ波が新生ニューロンを増やす
集中して学習すると新生ニューロンが増える。ネズミの実験で実証済み。
集中して勉強>記憶力向上>集中して勉強、の好循環を狙おう。
・神経幹細胞のクローン生成
大脳にある神経幹細胞はどんどんクローンを作っている。
ニューロン予備軍としての役割と、活発な脳細胞の成長サポートという役割もありそうらしい。
結局は、常に勉強し続けましょうという結論をいうだけの本。
豊富な実験結果に裏付けされた脳細胞の話があるので、説得力はかなりある。
【本】頭がいい人の一日15分勉強法
2011年2月20日 読書電子書籍化済みの再読。
だーっと流して、ピンと来たところ。
感情表現は記憶力をアップさせる
事実を淡々と書くのではなくて、そのときの感情をいれることで、他人事から”自分事”になるよ。そういう研究結果があるよという話。こいつは驚いた。早速感情表現を使わなくては勿体無いと思った。びっくり、と。
「小見出し」を考えながら読み書きする
最近意識ができてなかったから、復習になった。そう、これは大事。自分のビジネスなメールとかも意識して書くのがいいなと思った。
絵は記憶力を倍増させる
これは前読んで「おおっ!」と思ったこと。すっかり忘れていた。
メモに、絵を書き足すと忘れにくいよ、という話。
例えば、「○月○日の研修には電卓必須」というメモ。その文字列の横に、電卓の絵を描いておくと忘れにくい。右脳を使うから忘れにくいらしい。
勝間和代のブログで書いてあったように、取り敢えず気になったページに印をつけて、あとでそのページにジャンプできるのはいい感じ。Readerに限らないだろうけど、電子書籍とビジネス本は相性がいい感じだ。
あれ?紙の本でもできるな。まあ沢山の本が入るのがいいんだ。うん。
だーっと流して、ピンと来たところ。
感情表現は記憶力をアップさせる
事実を淡々と書くのではなくて、そのときの感情をいれることで、他人事から”自分事”になるよ。そういう研究結果があるよという話。こいつは驚いた。早速感情表現を使わなくては勿体無いと思った。びっくり、と。
「小見出し」を考えながら読み書きする
最近意識ができてなかったから、復習になった。そう、これは大事。自分のビジネスなメールとかも意識して書くのがいいなと思った。
絵は記憶力を倍増させる
これは前読んで「おおっ!」と思ったこと。すっかり忘れていた。
メモに、絵を書き足すと忘れにくいよ、という話。
例えば、「○月○日の研修には電卓必須」というメモ。その文字列の横に、電卓の絵を描いておくと忘れにくい。右脳を使うから忘れにくいらしい。
勝間和代のブログで書いてあったように、取り敢えず気になったページに印をつけて、あとでそのページにジャンプできるのはいい感じ。Readerに限らないだろうけど、電子書籍とビジネス本は相性がいい感じだ。
あれ?紙の本でもできるな。まあ沢山の本が入るのがいいんだ。うん。
図書館。
著者は千夜千冊というなんだか名前だけでも凄まじい企画を成し遂げた人。
平日5日で5冊の本を読んでいくらしい。それを何年も続けるとかとんでもない。
この本はタイトルこそ多読術だけど、テクニックというより、著者の思想が詰まっている。
著者は、幼い頃の母親からのクリスマスプレゼントで本をもらったことから本好きになったらしい。出版社を設立してたり、今はなんか編集工学研究所という所の所長とかしている。
・図書館について
図書館のいいところは、そこには本しかない ということです。(中略)ジムに行ってトレーニング以外のことをしないのと同じで、図書館に行けば必ず本になじみます。
なるほど確かに図書館は雰囲気から読書しやすい気分にさせる場所だ。今住んでいる場所は、会社の目の前だけど図書館はちょっと遠い。これはこれで悪くない。会社近いのは便利。
著者は引越しのたびに図書館の近くにしていたらしい。
・「二重引き出し読書」
「場所」を下敷きにしながら読む
イマイチ分からないけど、著者は街を紹介する描写を読んでいて、場所を紹介しつつ、書いた人の心を表現しているんだなと思ったらしい。それを読み方に適用する。
うーん、これは、場所を変えて読むことのススメという単純な話なのか良く分からん。
・読書は三割五分くらいの打率でいい
これはまあ書いてあるとおり、難しい本に挑戦して打ちのめされるのもまたたまらないよね、というマゾな話。
・個人全集のすすめ
個人全集では一人の著者が、たくさんのさまざまな投球と球種を見せてくれます。これは、どんな本を読むより、構造的な読書ができる。
個人について詳しくなることもあるし、自分の読み方そのものにも良い影響があるらしい。
・読書の楽しみ
無知から未知へ 、それが読書の醍醐味です。
自称活字中毒者だけあって、わかり易い表現。確かに最近読んだ「記憶はウソをつく」ではそんな感じだった。まだまだ脳の記憶は不思議なんだろうなあ、という未知の部分が残っているからたまらない。
・「目次読書法」
目次を見て、ごくごくおおざっぱでいいから、その本の内容を想像するというのが大事なんですね。(中略)そうしておいて、やおらパラパラとやる。
そうすると、目次に出ていたキーワードから想像したことと、その本の言葉の並びぐあいとの相違が、たちまち見えてきます。
これはなんかの本で読んだぞ。ターゲットリーディングとか、スキミングとか、やたらとカタカナ語を使ってた速読本だ。
ゼッタイおススメの 前戯です。
この著者の場合、読書が楽しくなるものとしてお勧めしている。この行為はそんなにいいことなんだなあ。気づいた時しかやってなかった。もっと積極的にするようにしよう。
・読書は編集だ
これが著者の最も言いたいこと。
読書とは書き手と読み手のコラボレーションらしい。
書き手はただ書くだけではなくて自分で読みながら書いている。だから読み手も書き手と混ざって読む方法があっていい。方法論をもっと様々に語り合う世の中になってもいい。
著者が本を書いた人だから言える持論。なるほど難しい。
もっと言うならこの見出しはどうなんだ、とかまさに編集についても踏み込んでいくのもアリ。
・本に書き込む
「本はノートである」という考えで、ドンドンと書きこむ。
自分が惹かれたところとか、気になる単語とかにマーキングする。
再読の時に、その本の中身が立体的に浮かび上がってくるらしい。
・音読から黙読、黙読からデジ読
読書は変わりつつある。14世紀から16世紀くらいまでは音読。
それ以降は黙読をするようになった。ただし音を失った。
最近になって、本を介さない情報の取得ができるようになった。ただし本のようにパッケージされていない。
・本の年代表作成
読んだ本に出てきた年号とかを抜き出して年表を作ろうという話。
読んだ本の内容が同じ年に並ぶと結構うれしいらしい。なんとなく分かる気がする。
・三冊の並び
書店などで本棚をみるときはめぼしい本と両隣の三冊の並びに注目してみるといい。
三冊で一つのセットになっていて、それが数珠つなぎになっている。自分の本棚も意識してみるといいらしい。
・本の読み方、好みは自由だ
そのまま。別にこだわることもないらしい。でもちょっとこだわると逆にいいかも。例えば、推理小説を読む場合はきちっとした服装にしてから読むとか。
インタビュー形式で書いてあるので、結構この人の語り方が見えて面白い。
流石に読書量がとんでもないこともあって、豊富な喩え話とか、〇〇の本ではこうですけどとか、突然の話の飛躍とかが多い。これには素直に尊敬。たくさん読んで、しっかりと身になっているなと思う。
一番の収穫は、目次かな。大切さを再認識。
著者は千夜千冊というなんだか名前だけでも凄まじい企画を成し遂げた人。
平日5日で5冊の本を読んでいくらしい。それを何年も続けるとかとんでもない。
この本はタイトルこそ多読術だけど、テクニックというより、著者の思想が詰まっている。
著者は、幼い頃の母親からのクリスマスプレゼントで本をもらったことから本好きになったらしい。出版社を設立してたり、今はなんか編集工学研究所という所の所長とかしている。
・図書館について
図書館のいいところは、そこには本しかない ということです。(中略)ジムに行ってトレーニング以外のことをしないのと同じで、図書館に行けば必ず本になじみます。
なるほど確かに図書館は雰囲気から読書しやすい気分にさせる場所だ。今住んでいる場所は、会社の目の前だけど図書館はちょっと遠い。これはこれで悪くない。会社近いのは便利。
著者は引越しのたびに図書館の近くにしていたらしい。
・「二重引き出し読書」
「場所」を下敷きにしながら読む
イマイチ分からないけど、著者は街を紹介する描写を読んでいて、場所を紹介しつつ、書いた人の心を表現しているんだなと思ったらしい。それを読み方に適用する。
うーん、これは、場所を変えて読むことのススメという単純な話なのか良く分からん。
・読書は三割五分くらいの打率でいい
これはまあ書いてあるとおり、難しい本に挑戦して打ちのめされるのもまたたまらないよね、というマゾな話。
・個人全集のすすめ
個人全集では一人の著者が、たくさんのさまざまな投球と球種を見せてくれます。これは、どんな本を読むより、構造的な読書ができる。
個人について詳しくなることもあるし、自分の読み方そのものにも良い影響があるらしい。
・読書の楽しみ
無知から未知へ 、それが読書の醍醐味です。
自称活字中毒者だけあって、わかり易い表現。確かに最近読んだ「記憶はウソをつく」ではそんな感じだった。まだまだ脳の記憶は不思議なんだろうなあ、という未知の部分が残っているからたまらない。
・「目次読書法」
目次を見て、ごくごくおおざっぱでいいから、その本の内容を想像するというのが大事なんですね。(中略)そうしておいて、やおらパラパラとやる。
そうすると、目次に出ていたキーワードから想像したことと、その本の言葉の並びぐあいとの相違が、たちまち見えてきます。
これはなんかの本で読んだぞ。ターゲットリーディングとか、スキミングとか、やたらとカタカナ語を使ってた速読本だ。
ゼッタイおススメの 前戯です。
この著者の場合、読書が楽しくなるものとしてお勧めしている。この行為はそんなにいいことなんだなあ。気づいた時しかやってなかった。もっと積極的にするようにしよう。
・読書は編集だ
これが著者の最も言いたいこと。
読書とは書き手と読み手のコラボレーションらしい。
書き手はただ書くだけではなくて自分で読みながら書いている。だから読み手も書き手と混ざって読む方法があっていい。方法論をもっと様々に語り合う世の中になってもいい。
著者が本を書いた人だから言える持論。なるほど難しい。
もっと言うならこの見出しはどうなんだ、とかまさに編集についても踏み込んでいくのもアリ。
・本に書き込む
「本はノートである」という考えで、ドンドンと書きこむ。
自分が惹かれたところとか、気になる単語とかにマーキングする。
再読の時に、その本の中身が立体的に浮かび上がってくるらしい。
・音読から黙読、黙読からデジ読
読書は変わりつつある。14世紀から16世紀くらいまでは音読。
それ以降は黙読をするようになった。ただし音を失った。
最近になって、本を介さない情報の取得ができるようになった。ただし本のようにパッケージされていない。
・本の年代表作成
読んだ本に出てきた年号とかを抜き出して年表を作ろうという話。
読んだ本の内容が同じ年に並ぶと結構うれしいらしい。なんとなく分かる気がする。
・三冊の並び
書店などで本棚をみるときはめぼしい本と両隣の三冊の並びに注目してみるといい。
三冊で一つのセットになっていて、それが数珠つなぎになっている。自分の本棚も意識してみるといいらしい。
・本の読み方、好みは自由だ
そのまま。別にこだわることもないらしい。でもちょっとこだわると逆にいいかも。例えば、推理小説を読む場合はきちっとした服装にしてから読むとか。
インタビュー形式で書いてあるので、結構この人の語り方が見えて面白い。
流石に読書量がとんでもないこともあって、豊富な喩え話とか、〇〇の本ではこうですけどとか、突然の話の飛躍とかが多い。これには素直に尊敬。たくさん読んで、しっかりと身になっているなと思う。
一番の収穫は、目次かな。大切さを再認識。
【本】超簡単 お金の運用術
2011年2月15日 読書楽天ブックス。
久しぶりにやりくりの本。
とにかく簡単にお金の運用法を語りたいというのがテーマ。
P20ですでに結論が出ている。
・生活費三ヶ月分は普通預金。
・残りをETFに投資。国内株4割。外国株6割。
・大きな支出の際にはETFを部分解約する。
あとはこの結論がどうして出てきたかの理論武装などなど。
適当に抜き出し。
「返済に勝る運用なし!」
とにかく借金だけは最優先で返済する。
返済はリスクゼロでリターンが数%もある金融商品のようなもの。という話。
・REITは専門的な知識がいるので厳しい。
・為替取引はゼロサムゲームでギャンブル。
・絶対に減らしたくないならば個人向け国債やMRFを組み合わせて、残りをETFという運用法も応用としてあり。
・投資信託はコストが高い。
・ギャンブルは楽しいからアリ。ただし依存症は駄目。
・外国債券と外貨預金は(すでに外国株投資があるので)為替リスクが膨らみすぎる。
・時間分散効果は迷信
すぐに結論が出てきて、凄い気持ちのいい本。
ただ、何故株式なのかという問いかけに対して、REITと比べて分散投資できる、個別の社債は判断が難しい、株式は債券より期待リターンが大きい、以外の理由が書かれていない。もう少し掘り下げて欲しかった。
外国株:国内株が6:4の理由とかで話をそらして誤魔化してるんだよな。そこだけ残念。
と思ったら、まあこのくらいあれば十分な理由なのかな。うーん。
なにはともあれ、ETFか。前に読んだ本があったような気がする。探してみよう。
久しぶりにやりくりの本。
とにかく簡単にお金の運用法を語りたいというのがテーマ。
P20ですでに結論が出ている。
・生活費三ヶ月分は普通預金。
・残りをETFに投資。国内株4割。外国株6割。
・大きな支出の際にはETFを部分解約する。
あとはこの結論がどうして出てきたかの理論武装などなど。
適当に抜き出し。
「返済に勝る運用なし!」
とにかく借金だけは最優先で返済する。
返済はリスクゼロでリターンが数%もある金融商品のようなもの。という話。
・REITは専門的な知識がいるので厳しい。
・為替取引はゼロサムゲームでギャンブル。
・絶対に減らしたくないならば個人向け国債やMRFを組み合わせて、残りをETFという運用法も応用としてあり。
・投資信託はコストが高い。
・ギャンブルは楽しいからアリ。ただし依存症は駄目。
・外国債券と外貨預金は(すでに外国株投資があるので)為替リスクが膨らみすぎる。
・時間分散効果は迷信
すぐに結論が出てきて、凄い気持ちのいい本。
ただ、何故株式なのかという問いかけに対して、REITと比べて分散投資できる、個別の社債は判断が難しい、株式は債券より期待リターンが大きい、以外の理由が書かれていない。もう少し掘り下げて欲しかった。
外国株:国内株が6:4の理由とかで話をそらして誤魔化してるんだよな。そこだけ残念。
と思ったら、まあこのくらいあれば十分な理由なのかな。うーん。
なにはともあれ、ETFか。前に読んだ本があったような気がする。探してみよう。
【本】亭主力 夫婦円満、家庭円満の新!方程式
2011年2月14日 読書図書館。
なんだか気になって手にとったけど、なんとも言えないシロモノだった。
オヤジギャグが多いゆるい本だった。
著者は全国亭主関白協会(全亭協)の会長。
・亭主関白の本来の意味
亭主、関白に分かれる。
お茶をたしなむ人ならおわかりだろうが、茶を振る舞う側を亭主と呼び、亭主は、もてなす人という意味である。
関白は天皇に次ぐ2番目の位なのだ。
つまり亭主関白とは、妻を補佐し、チヤホヤともてなす役目である、というのが正しい意味だったのだ。
著者(協会)のポリシーは、「うまく尻に敷かれる」。
その全亭協には色々な技がある。
・「まじ、てか、だよね」の法則
とりあえず相槌は「まじーっ」、話が乗ってきたら「てか」、終わりになった頃に「だよね」。
・全亭協の3大原則
1.愛の三原則 「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」
2.非勝三原則 「勝たない」「勝てない」「勝ちたくない」
3.家族の絆、復活三原則「聞こうよ」「書こうよ」「話そうよ」
あもういいや。とばし読み。
いろいろと適当だった。
とにかく、仲良くするのが大切なのはよく伝わってきた。
熟年離婚は怖いんですね。
なんだか気になって手にとったけど、なんとも言えないシロモノだった。
オヤジギャグが多いゆるい本だった。
著者は全国亭主関白協会(全亭協)の会長。
・亭主関白の本来の意味
亭主、関白に分かれる。
お茶をたしなむ人ならおわかりだろうが、茶を振る舞う側を亭主と呼び、亭主は、もてなす人という意味である。
関白は天皇に次ぐ2番目の位なのだ。
つまり亭主関白とは、妻を補佐し、チヤホヤともてなす役目である、というのが正しい意味だったのだ。
著者(協会)のポリシーは、「うまく尻に敷かれる」。
その全亭協には色々な技がある。
・「まじ、てか、だよね」の法則
とりあえず相槌は「まじーっ」、話が乗ってきたら「てか」、終わりになった頃に「だよね」。
・全亭協の3大原則
1.愛の三原則 「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」
2.非勝三原則 「勝たない」「勝てない」「勝ちたくない」
3.家族の絆、復活三原則「聞こうよ」「書こうよ」「話そうよ」
あもういいや。とばし読み。
いろいろと適当だった。
とにかく、仲良くするのが大切なのはよく伝わってきた。
熟年離婚は怖いんですね。
図書館。
以前何かの本で出てきた人。
在日として生まれた著者がアイデンティティに悩んだ末に思ったことを書いた本。
全体的に何が言いたいのか良く分からん。流し読みしたせいかも。
夏目漱石とマックス・ウェーバーを参考にして、何かいろいろと取り上げてる本。
・自分とは何か
真面目に生きれば大丈夫。
・世の中、金なのか
夏目漱石と同じように、なるようになるだけ。
・青春とは何か
年齢ではない。
・宗教について
スピリチュアルとか流行ってるけど、結局は「自分を信じる」「一人一宗教」。
信じるものは救われる、とは自分で悩みぬくこと。もうそれ以外に答えはないと確信すること。
他にも働く意義とか恋愛とか、夏目漱石の小説を読んでいる前提でちょこちょこと書いてある。駄目だ、あんまり分からん。未熟者だわ。
以前何かの本で出てきた人。
在日として生まれた著者がアイデンティティに悩んだ末に思ったことを書いた本。
全体的に何が言いたいのか良く分からん。流し読みしたせいかも。
夏目漱石とマックス・ウェーバーを参考にして、何かいろいろと取り上げてる本。
・自分とは何か
真面目に生きれば大丈夫。
・世の中、金なのか
夏目漱石と同じように、なるようになるだけ。
・青春とは何か
年齢ではない。
・宗教について
スピリチュアルとか流行ってるけど、結局は「自分を信じる」「一人一宗教」。
信じるものは救われる、とは自分で悩みぬくこと。もうそれ以外に答えはないと確信すること。
他にも働く意義とか恋愛とか、夏目漱石の小説を読んでいる前提でちょこちょこと書いてある。駄目だ、あんまり分からん。未熟者だわ。
【本】記憶はウソをつく
2011年2月13日 読書図書館。
凄い面白かった。
まえがきからグッと来た。
本書は記憶の怪しさを科学的に解明することを目的としている。
なんかカッコイイ。しかも興味深い。
この本は、冤罪事件という身近なテーマを取り上げて、目撃証言( = 人の記憶)を全面的に信用することがいかに危ういことかを指摘している。その説明には、多くの実験結果が用いられていて、説得力バツグン。
序章
アメリカで誤審に影響した要因を検討した研究がある。それによると、圧倒的に多かったのが目撃者の誤った識別によるもので、全体の五割が目撃者の誤認によってもたらされた冤罪だった。
(中略)冤罪事件で記憶の問題がより鮮明に見られるのは、被害記憶の捏造である。
第1章 偽の記憶は簡単に植えつけられる
ここでは、アメリカの心理療法による偽の虐待記憶の想起を例にとって説明が進む。
実際に虐待は行われていないのに、心理療法の「あなたは無意識のうちに虐待の記憶を封じ込めていたのです」という言葉で被害記憶を作り出し、自分の親を訴えるという事例。
(上のアメリカの事例があるけど、)本当に記憶の植えつけなんて起きるのだろうか。そこで行われたのが、偽の記憶植えつけ実験。
ショッピングモール実験とかいう名前。
Aくんに記憶植え付けを試す場合。
・Aくんの家族は、Aくんが幼いころのエピソードを3つほど100文字程度で書きだす。
・仕掛け人は、Aくんが幼いころによく行っていたショッピングモールをAくんの家族から聞き出す。そこでAくんが迷子になったことがないことも確認する。
・仕掛け人は、Aくんがショッピングモールで迷子になったエピソードを100文字程度で書く。
・仕掛け人は、Aくんに4つのエピソードを紹介する。それぞれのエピソードについて何か思い出すことを語ってもらう。この面接は、何回か行われて、そのたびに思い出したことを語ってもらう。
・Aくんがショッピングモールでの迷子について語りだしたら、記憶の植え付けに成功したといえる。
結果は、25-30パーセントの人に偽の記憶の植えつけが成功したらしい。
実際に経験していない迷子について、したり顔で語り出すとか恐ろしいもんだ。
第2章 記憶は無意識のうちに書き換えられてしまう。
記憶のゆらぎに関わる二つの法則
法則の一つは、記憶には今自分が置かれている状況に合わせて書き換えられる修正があるというものである。
もう一つの法則は、想像しイメージしたことが、時を経るにつれて現実に経験した出来事の記憶の中に紛れ込んでいくというものである。
最初の法則の調査結果がすさまじい。
四年の間隔をおいて同じ人々を対象に実施された二回の政治意識調査結果を比較して、支持政党が変わった人たちを抽出した。その人たちに、四年前と支持政党が変わったかどうかを尋ねたところ、なんとそのうちの九割もの人たちが、
「自分は支持政党を変えていない」
と答えたのだ。
この人達は、「自分はぶれていない」「自分は一貫している」「自分は信念を持っている」という思い込みがある。だから、支持政党を変えたのに変えていないと思い込んでいる、というのが著者の指摘。
後は、自分が意識して行動しているかという話。
「自分を動かしているのは、紛れもなくこの自分だ」という思いを前提として、僕たちは日々を過している。ところが、自分の行った言葉やとった行動の意味を 問われても、どうにもわからないということが、ときどきあるのも事実だ。(中略)無意識のようによく分からない心理過程を持ち出されると、だれでも無批判に受け入れてしまいがちだ。
で、「無意識のうちにやったんだろう」とか、「あなたは〇〇を××することで犯行におよんだのではないですか」とか、実際に知らない犯行手順をほのめかされて、どんどんと記憶を作りこまれる。
第3章以降も興味深い実験結果だったけど、書くのが面倒なので適当に。
・ユングの性格類型
・コピー理論とエビングハウス
コピー理論は、人の記憶が写真やビデオのようにコピーを保存しているという考え方。エビングハウス以前の考え方。記憶の再構成理論が出てくる。
・ソースモニタリング
人は、意外とソースモニタリングが苦手。つまり、情報源を覚えていない。
だから尋問の際にほのめかされて、自白してしまう。
・スリーパー効果
情報源の信憑性が高いほど説得されやすい。ただし、ソースモニタリングの関係で、4週間経過すると信ぴょう性の高さに関係なく説得されやすさは一定となる(情報源を覚えていない)。信憑性高い情報源の場合、4週間経過すると説得されやすさは下がり、逆に信憑性低い情報源の場合、上がった。
第4章
子どもと高齢者の証言はあてにならない。
園児の証言が変わった事例。園児二人が死んだ事件で、事件の3年後に当日の様子を語り出す園児。取り調べやニュースによって犯人を推測し、その犯人がやったという目撃情報を創りだした可能性がある。集団で情報交換したため、事細かに作りこまれている。
事情聴取をする側の予想や期待に誘導されて、目撃証言がその予想や期待に応えるかたちで変容して言ったのである。
・リスキーシフト
集団のほうが、冒険的な決定の罠にはまりやすい
長い。しかもほぼ引用とは。
きっとそれだけ興味深いってことなんだろう。
凄い面白かった。
まえがきからグッと来た。
本書は記憶の怪しさを科学的に解明することを目的としている。
なんかカッコイイ。しかも興味深い。
この本は、冤罪事件という身近なテーマを取り上げて、目撃証言( = 人の記憶)を全面的に信用することがいかに危ういことかを指摘している。その説明には、多くの実験結果が用いられていて、説得力バツグン。
序章
アメリカで誤審に影響した要因を検討した研究がある。それによると、圧倒的に多かったのが目撃者の誤った識別によるもので、全体の五割が目撃者の誤認によってもたらされた冤罪だった。
(中略)冤罪事件で記憶の問題がより鮮明に見られるのは、被害記憶の捏造である。
第1章 偽の記憶は簡単に植えつけられる
ここでは、アメリカの心理療法による偽の虐待記憶の想起を例にとって説明が進む。
実際に虐待は行われていないのに、心理療法の「あなたは無意識のうちに虐待の記憶を封じ込めていたのです」という言葉で被害記憶を作り出し、自分の親を訴えるという事例。
(上のアメリカの事例があるけど、)本当に記憶の植えつけなんて起きるのだろうか。そこで行われたのが、偽の記憶植えつけ実験。
ショッピングモール実験とかいう名前。
Aくんに記憶植え付けを試す場合。
・Aくんの家族は、Aくんが幼いころのエピソードを3つほど100文字程度で書きだす。
・仕掛け人は、Aくんが幼いころによく行っていたショッピングモールをAくんの家族から聞き出す。そこでAくんが迷子になったことがないことも確認する。
・仕掛け人は、Aくんがショッピングモールで迷子になったエピソードを100文字程度で書く。
・仕掛け人は、Aくんに4つのエピソードを紹介する。それぞれのエピソードについて何か思い出すことを語ってもらう。この面接は、何回か行われて、そのたびに思い出したことを語ってもらう。
・Aくんがショッピングモールでの迷子について語りだしたら、記憶の植え付けに成功したといえる。
結果は、25-30パーセントの人に偽の記憶の植えつけが成功したらしい。
実際に経験していない迷子について、したり顔で語り出すとか恐ろしいもんだ。
第2章 記憶は無意識のうちに書き換えられてしまう。
記憶のゆらぎに関わる二つの法則
法則の一つは、記憶には今自分が置かれている状況に合わせて書き換えられる修正があるというものである。
もう一つの法則は、想像しイメージしたことが、時を経るにつれて現実に経験した出来事の記憶の中に紛れ込んでいくというものである。
最初の法則の調査結果がすさまじい。
四年の間隔をおいて同じ人々を対象に実施された二回の政治意識調査結果を比較して、支持政党が変わった人たちを抽出した。その人たちに、四年前と支持政党が変わったかどうかを尋ねたところ、なんとそのうちの九割もの人たちが、
「自分は支持政党を変えていない」
と答えたのだ。
この人達は、「自分はぶれていない」「自分は一貫している」「自分は信念を持っている」という思い込みがある。だから、支持政党を変えたのに変えていないと思い込んでいる、というのが著者の指摘。
後は、自分が意識して行動しているかという話。
「自分を動かしているのは、紛れもなくこの自分だ」という思いを前提として、僕たちは日々を過している。ところが、自分の行った言葉やとった行動の意味を 問われても、どうにもわからないということが、ときどきあるのも事実だ。(中略)無意識のようによく分からない心理過程を持ち出されると、だれでも無批判に受け入れてしまいがちだ。
で、「無意識のうちにやったんだろう」とか、「あなたは〇〇を××することで犯行におよんだのではないですか」とか、実際に知らない犯行手順をほのめかされて、どんどんと記憶を作りこまれる。
第3章以降も興味深い実験結果だったけど、書くのが面倒なので適当に。
・ユングの性格類型
・コピー理論とエビングハウス
コピー理論は、人の記憶が写真やビデオのようにコピーを保存しているという考え方。エビングハウス以前の考え方。記憶の再構成理論が出てくる。
・ソースモニタリング
人は、意外とソースモニタリングが苦手。つまり、情報源を覚えていない。
だから尋問の際にほのめかされて、自白してしまう。
・スリーパー効果
情報源の信憑性が高いほど説得されやすい。ただし、ソースモニタリングの関係で、4週間経過すると信ぴょう性の高さに関係なく説得されやすさは一定となる(情報源を覚えていない)。信憑性高い情報源の場合、4週間経過すると説得されやすさは下がり、逆に信憑性低い情報源の場合、上がった。
第4章
子どもと高齢者の証言はあてにならない。
園児の証言が変わった事例。園児二人が死んだ事件で、事件の3年後に当日の様子を語り出す園児。取り調べやニュースによって犯人を推測し、その犯人がやったという目撃情報を創りだした可能性がある。集団で情報交換したため、事細かに作りこまれている。
事情聴取をする側の予想や期待に誘導されて、目撃証言がその予想や期待に応えるかたちで変容して言ったのである。
・リスキーシフト
集団のほうが、冒険的な決定の罠にはまりやすい
長い。しかもほぼ引用とは。
きっとそれだけ興味深いってことなんだろう。
【本】ソフトウェア開発で伸びる人、伸びない人
2011年2月13日 読書ブックオフ。
かなり絞り込んだタイトルだ。
でも書いてあることは割と普遍的な感じ。
プライドが高すぎて質問できないのは駄目、とか、受け身の人は伸びないとか、普通。
完璧な設計は存在しないけど、良い設計はあるよ、という話。
最も良い設計は、ひとつの変更に対して一箇所の修正で済むという構造です。また、機能の追加に対しては、標準化されたインタフェースを使って機能の単純追加が行えるようになっている構造です。
抽象概念の話。
過去の経験や事象をそのままとらえるのではなく、「この本質はなんだろう」ととらえ直すことによって、経験と事象の再定義を行い、自分に蓄積していくこと
ややこしい。抽象概念がないと、全く同じ状況しか過去の経験が活かせないよ、オブジェクト指向の理解もできないよ、という話。
目的を明確にする話。
【ステップ1 目的は何か?】
1何のために行うのか?
2何の問題、リスクに取り組むのか?
【ステップ2 作るものは何か?】
1何を作るのか?
2何に使うのか?
3読み手は誰か?
4いつ必要なのか?
【ステップ3 どうやって作るのか?】
1技術は何を選択するのか?
2方法論は何を選択するのか?
3影響範囲はどこまでか?利点、欠点は?トレードオフは?
4課題はなにか?
出来る人はコレをやってますよというテンプレ。
相手にモノを説明するときに便利なテンプレだ。まず、目的ありき。
割り切っている人の話。人柄ではなくて、仕事の出来でメンツを選ぶ。という話。
ソフトウェア開発は人柄ではできない
そりゃそうだ。これまた別にソフトウェア開発に限らないけど。
価値基準は、業界全体。
自分の会社でどうとかいうのは視野が狭くて、業界の中でどういう立ち位置なのかを意識すること。目標設定も、業界を基準にしましょうという話。
あとは人に依存しないとか、プランニングとか、肯定的な表現をしようとか、普通の話。
全体的に、なんか普通。視野を広く持つのが大切なのは分かった。
かなり絞り込んだタイトルだ。
でも書いてあることは割と普遍的な感じ。
プライドが高すぎて質問できないのは駄目、とか、受け身の人は伸びないとか、普通。
完璧な設計は存在しないけど、良い設計はあるよ、という話。
最も良い設計は、ひとつの変更に対して一箇所の修正で済むという構造です。また、機能の追加に対しては、標準化されたインタフェースを使って機能の単純追加が行えるようになっている構造です。
抽象概念の話。
過去の経験や事象をそのままとらえるのではなく、「この本質はなんだろう」ととらえ直すことによって、経験と事象の再定義を行い、自分に蓄積していくこと
ややこしい。抽象概念がないと、全く同じ状況しか過去の経験が活かせないよ、オブジェクト指向の理解もできないよ、という話。
目的を明確にする話。
【ステップ1 目的は何か?】
1何のために行うのか?
2何の問題、リスクに取り組むのか?
【ステップ2 作るものは何か?】
1何を作るのか?
2何に使うのか?
3読み手は誰か?
4いつ必要なのか?
【ステップ3 どうやって作るのか?】
1技術は何を選択するのか?
2方法論は何を選択するのか?
3影響範囲はどこまでか?利点、欠点は?トレードオフは?
4課題はなにか?
出来る人はコレをやってますよというテンプレ。
相手にモノを説明するときに便利なテンプレだ。まず、目的ありき。
割り切っている人の話。人柄ではなくて、仕事の出来でメンツを選ぶ。という話。
ソフトウェア開発は人柄ではできない
そりゃそうだ。これまた別にソフトウェア開発に限らないけど。
価値基準は、業界全体。
自分の会社でどうとかいうのは視野が狭くて、業界の中でどういう立ち位置なのかを意識すること。目標設定も、業界を基準にしましょうという話。
あとは人に依存しないとか、プランニングとか、肯定的な表現をしようとか、普通の話。
全体的に、なんか普通。視野を広く持つのが大切なのは分かった。
【本】パリと七つの美術館
2011年2月8日 読書図書館。
パリという街の魅力と、パリにある魅力的な美術館の紹介。
まあ読んでも読んでも、あーちくしょう、どうせ百聞は一見にしかずなんだろうなあ。と考えてしまって、想像がイマイチできない。
思考停止だ。これはまずい。
取り敢えず置いといて、単語のメモ。
・ロマン主義 (ドラクロワ)
ロマン主義は社会的な時事をありのまま描くのではなく、想像力をもって感情豊かに表現するのである。
・写実主義 (クールベ、ミレー)
クールベやミレーなど、目に見えるものをありのままに描く写実主義の画家たちの登場である。
・キュビスム (ピカソ、ブラック)
キューブ(立方体)から名前の付いたキュビスムは、対象をいろいろな角度から見て断片に解体し、ふたたび組み立てて一枚の絵を作っていく手法だ。
・新古典主義 (ピカソ)
写実的でたくましく気品のある作品だ。
・シュルレアリスム (ピカソ、ダリ)
目に見えない意識下の世界を描くシュルレアリスム。『接吻』など、極彩色の怪物がもつれ合っているような迫力だ。
・印象派 (モネ、マネ、セザンヌ、ピサロ)
(モネの作品やその他画家の作品をを展示していたグループ展にて、批評家が言った言葉)
「これは未完成、ただの印象を描いたに過ぎない」
他にも画家の略歴とかパリの街の紹介みたいなのもあったけど、まあいいでしょう。
これを元に何かググることがあるかな。そんなにはないだろうな。それでも、何かの時に役に立つかもしれん。だから取り敢えず単語だけ拾う。
パリという街の魅力と、パリにある魅力的な美術館の紹介。
まあ読んでも読んでも、あーちくしょう、どうせ百聞は一見にしかずなんだろうなあ。と考えてしまって、想像がイマイチできない。
思考停止だ。これはまずい。
取り敢えず置いといて、単語のメモ。
・ロマン主義 (ドラクロワ)
ロマン主義は社会的な時事をありのまま描くのではなく、想像力をもって感情豊かに表現するのである。
・写実主義 (クールベ、ミレー)
クールベやミレーなど、目に見えるものをありのままに描く写実主義の画家たちの登場である。
・キュビスム (ピカソ、ブラック)
キューブ(立方体)から名前の付いたキュビスムは、対象をいろいろな角度から見て断片に解体し、ふたたび組み立てて一枚の絵を作っていく手法だ。
・新古典主義 (ピカソ)
写実的でたくましく気品のある作品だ。
・シュルレアリスム (ピカソ、ダリ)
目に見えない意識下の世界を描くシュルレアリスム。『接吻』など、極彩色の怪物がもつれ合っているような迫力だ。
・印象派 (モネ、マネ、セザンヌ、ピサロ)
(モネの作品やその他画家の作品をを展示していたグループ展にて、批評家が言った言葉)
「これは未完成、ただの印象を描いたに過ぎない」
他にも画家の略歴とかパリの街の紹介みたいなのもあったけど、まあいいでしょう。
これを元に何かググることがあるかな。そんなにはないだろうな。それでも、何かの時に役に立つかもしれん。だから取り敢えず単語だけ拾う。
【本】世界一やさしい問題解決の授業
2011年2月8日 読書ブックオフ。
対象年齢が中学生あたりだったのかもしれない。
そのくらい平易な文で書いてある。
主に「分解の木」を語った本。
いわゆるなぜなぜのようなもの。
うーん、これは最近やったばかりだったから、全然新鮮味がないなあ。
えーと、内容も普通だし、特に知らなかったこともない。
強いて言えば、読みやすい。題名に偽り無しだ。
電子書籍化候補にはならないな。
対象年齢が中学生あたりだったのかもしれない。
そのくらい平易な文で書いてある。
主に「分解の木」を語った本。
いわゆるなぜなぜのようなもの。
うーん、これは最近やったばかりだったから、全然新鮮味がないなあ。
えーと、内容も普通だし、特に知らなかったこともない。
強いて言えば、読みやすい。題名に偽り無しだ。
電子書籍化候補にはならないな。
【本】大不況時代の新お金がたまる人たまらない人
2011年2月7日 読書図書館。
なんかこんな本ばかり読んでいるような。
著者は雑誌の取材でいろいろな「たまる人」と「たまらない人」を見てきた人。
で、その経験から「たまる人」の共通点を見つけたらしい。
たまる人は、
家が片付いていて、
家具が少なくて、
家計簿を付けていて、
無理のない価格の住宅に住んで、
税制や社会保障を活用して、
住宅以外では借金をしなくて、
趣味に打ち込んでいる。
だいたいこんなもんか。
やっぱり片付けだな。今は部屋が汚いのは分かってるんだけどなんかなあ。
なんかこんな本ばかり読んでいるような。
著者は雑誌の取材でいろいろな「たまる人」と「たまらない人」を見てきた人。
で、その経験から「たまる人」の共通点を見つけたらしい。
たまる人は、
家が片付いていて、
家具が少なくて、
家計簿を付けていて、
無理のない価格の住宅に住んで、
税制や社会保障を活用して、
住宅以外では借金をしなくて、
趣味に打ち込んでいる。
だいたいこんなもんか。
やっぱり片付けだな。今は部屋が汚いのは分かってるんだけどなんかなあ。
【本】だから新書を読みなさい
2011年2月6日 読書 コメント (1)図書館。
新書を読むことをやたらと薦める本。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の人が書いた本。
何か調べたいことに関して、素早く(効率よく)自分なりの意見を持ちたい人がターゲット。
まず、ネットで検索して、調べたいテーマに沿った新書3冊をまとめて買う。
拾い読みする。各書籍で重要な箇所を10箇所絞り込む。
3冊の中で重要な10箇所を絞り込む。
メモする。完成。
あとは、「読書は1冊のノートにまとめなさい」にあったように、引用>意見>引用>意見のねぎま式とかいうまとめ方でまとめればいいのかな?
そのへんの本題はわりとどうでもよくて、あ、この本新鮮だな、と思ったのが探し方とかの方法。
詳細検索ページのブックマーク。
新書マップという便利サイト。
新書ファンという個人サイト。
各出版社の目録。
岩波ジュニア新書の大人買い。
特に面白そう、試してみようと思ったのがこれ。
これは、『書きながら考えるとうまくいく!』(マーク・リービー/森重優実訳/PHP研究所)という本で紹介されているメソッドで、ひと言でいうと、頭の中を整理する手法だ。
(中略)
プライベート・ライティングのすすめ
・タイマーを15分間にセットする
・手を止めずにキーボードを叩く
・できるだけ速く書く
・個人言語(自分にしか分からない言葉)も使う
・考えたことを、考えた順そのままに書く
↓
頭の中がスッキリ、整理される!
十分もやれば、文字数は一〇〇〇文字近くなる。もちろん、できあがるのは「てにをは」はむちゃくちゃ、誤変換やタイプミスだらけの文字の羅列だ。話題もポンポン飛ぶ。
で、後からちょこっと修正すればいいらしい。
本題から外れたことが興味深いとは、一本取られた。しかも引用。あれ?最初から『書きながら考えるとうまくいく!』を読むとどうなるんだ?どうでもいいか。
新書を読むことをやたらと薦める本。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の人が書いた本。
何か調べたいことに関して、素早く(効率よく)自分なりの意見を持ちたい人がターゲット。
まず、ネットで検索して、調べたいテーマに沿った新書3冊をまとめて買う。
拾い読みする。各書籍で重要な箇所を10箇所絞り込む。
3冊の中で重要な10箇所を絞り込む。
メモする。完成。
あとは、「読書は1冊のノートにまとめなさい」にあったように、引用>意見>引用>意見のねぎま式とかいうまとめ方でまとめればいいのかな?
そのへんの本題はわりとどうでもよくて、あ、この本新鮮だな、と思ったのが探し方とかの方法。
詳細検索ページのブックマーク。
新書マップという便利サイト。
新書ファンという個人サイト。
各出版社の目録。
岩波ジュニア新書の大人買い。
特に面白そう、試してみようと思ったのがこれ。
これは、『書きながら考えるとうまくいく!』(マーク・リービー/森重優実訳/PHP研究所)という本で紹介されているメソッドで、ひと言でいうと、頭の中を整理する手法だ。
(中略)
プライベート・ライティングのすすめ
・タイマーを15分間にセットする
・手を止めずにキーボードを叩く
・できるだけ速く書く
・個人言語(自分にしか分からない言葉)も使う
・考えたことを、考えた順そのままに書く
↓
頭の中がスッキリ、整理される!
十分もやれば、文字数は一〇〇〇文字近くなる。もちろん、できあがるのは「てにをは」はむちゃくちゃ、誤変換やタイプミスだらけの文字の羅列だ。話題もポンポン飛ぶ。
で、後からちょこっと修正すればいいらしい。
本題から外れたことが興味深いとは、一本取られた。しかも引用。あれ?最初から『書きながら考えるとうまくいく!』を読むとどうなるんだ?どうでもいいか。
【本】7つの習慣ティーンズ
2011年2月6日 読書amazonマーケットプレイス。
7つの習慣を読みやすくしたもの。
ちなみに元祖7つの習慣は積ん読状態から電子書籍化したまま放置。
最近はReaderでちょこちょこと読んでたりする。
こちらは著者の語っているとおり、元祖よりはいくらか読みやすい。
元がアメリカの本なので、アメリカのティーンズのちょっとした文化を学べるのもいいところ。
プロムとかいうハイスクール卒業記念ダンスパーティとか、大学での強制的相対評価とか。普通にドラッグの話が出てきたりとか。
本の主張は7つの習慣と変りない。
7つの習慣を身につけるとうまくいくよ、という話。
ただし、私的な成功と公的な成功の前に、自己信頼残高と、人間関係信頼残高という言葉の説明がある。自分や他人に約束したことを守れば、残高が増える。前向きに考えるとか、親切をすると増える。逆のことをすると減る。
まあただの造語で、説明用の小ネタ。
目次のコピペ
『7つの習慣』の基礎
・「習慣」このすばらしきもの
・パラダイムと原則
私的な成功
・ボクのワタシの「自己信頼残高」
・第一の習慣 主体的に行動する
・第二の習慣 目的を持って始める
・第三の習慣 一番大切なことを優先する
公的な成功
・「人間関係信頼残高」
・第四の習慣 WinWinの考え方
・第五の習慣 まず相手を理解してから、次に自分が理解される
・第六の習慣 協力から生まれる相乗効果
リニューアル
・第七の習慣 自分を磨こう
・希望を持ち続けよう
章の最後に出てくる、最初の一歩という実践コーナーがいい。
ここだけコピーして手帳に貼るのがいいかもしれない。
7つの習慣を読みやすくしたもの。
ちなみに元祖7つの習慣は積ん読状態から電子書籍化したまま放置。
最近はReaderでちょこちょこと読んでたりする。
こちらは著者の語っているとおり、元祖よりはいくらか読みやすい。
元がアメリカの本なので、アメリカのティーンズのちょっとした文化を学べるのもいいところ。
プロムとかいうハイスクール卒業記念ダンスパーティとか、大学での強制的相対評価とか。普通にドラッグの話が出てきたりとか。
本の主張は7つの習慣と変りない。
7つの習慣を身につけるとうまくいくよ、という話。
ただし、私的な成功と公的な成功の前に、自己信頼残高と、人間関係信頼残高という言葉の説明がある。自分や他人に約束したことを守れば、残高が増える。前向きに考えるとか、親切をすると増える。逆のことをすると減る。
まあただの造語で、説明用の小ネタ。
目次のコピペ
『7つの習慣』の基礎
・「習慣」このすばらしきもの
・パラダイムと原則
私的な成功
・ボクのワタシの「自己信頼残高」
・第一の習慣 主体的に行動する
・第二の習慣 目的を持って始める
・第三の習慣 一番大切なことを優先する
公的な成功
・「人間関係信頼残高」
・第四の習慣 WinWinの考え方
・第五の習慣 まず相手を理解してから、次に自分が理解される
・第六の習慣 協力から生まれる相乗効果
リニューアル
・第七の習慣 自分を磨こう
・希望を持ち続けよう
章の最後に出てくる、最初の一歩という実践コーナーがいい。
ここだけコピーして手帳に貼るのがいいかもしれない。
【本】手帳300%活用術
2011年2月2日 読書amazonマーケットプレイス。
どこぞのブログで紹介されていたので購入。
どこだっけ?
いわゆるtips集。
文庫本より一回り大きい。B6サイズくらい?
二段組で凄く読みやすい。
気になった内容についてつらつらと書いていく。
読書計画の話。
先に読む本を買ってしまう。
で、時間を先に書きこんでおく。「せっかく買ったから読まないと」というプレッシャーをかける。という話。
「せっかく買ったから」というのは、たまにするけども、読む時間を確保して手帳に書き込むのがちょっと新鮮。これで積ん読を解消できるかな。「せっかく買ったから」が今数冊あるんだよな。
手帳に目標を書く話。
見開きに目標を書きましょうというのはよくある話。
これを発展させて、毎日、目標を書きましょうということを提案してる。
毎日自分で書くことで意識するのがいいですよ、という話。
関係者の予定を書く話。
自分の予定のみならず、関係者の予定を書けば便利ですよ、という話。
他にも人の特徴をササッとメモるとか。出身とか趣味とか書けば、デキる上司になれるよ、という話。
日記として書きこんで、ムダ時間を把握する話とか、縮小コピーを貼り付けるとかもいい。
毎年買い換える場合でも、サイズは統一したほうがいいとか。
プライベート手帳を持つという話。
正直、これが一番良かったかな。
なんかこういう本を読むといいなあ、すごいなあ、と思うのだけど、なんか手がかりがないというか、はじめられない。
会社で拡げる手帳と、家のデスクで拡げる手帳を別に持てばよかったんだ。なんだそれだけのことだったんだ。という気付き。
ちょっと大きめのプライベートな手帳を使うのもいいかも。
時間把握と、読書計画と、勉強計画くらい書こうか、あとはピアノの進み具合もいいかな。
結構楽しみになってきた。
この本自体はさっと読み返せる状態で手元に残しておきたいいい本。
どこぞのブログで紹介されていたので購入。
どこだっけ?
いわゆるtips集。
文庫本より一回り大きい。B6サイズくらい?
二段組で凄く読みやすい。
気になった内容についてつらつらと書いていく。
読書計画の話。
先に読む本を買ってしまう。
で、時間を先に書きこんでおく。「せっかく買ったから読まないと」というプレッシャーをかける。という話。
「せっかく買ったから」というのは、たまにするけども、読む時間を確保して手帳に書き込むのがちょっと新鮮。これで積ん読を解消できるかな。「せっかく買ったから」が今数冊あるんだよな。
手帳に目標を書く話。
見開きに目標を書きましょうというのはよくある話。
これを発展させて、毎日、目標を書きましょうということを提案してる。
毎日自分で書くことで意識するのがいいですよ、という話。
関係者の予定を書く話。
自分の予定のみならず、関係者の予定を書けば便利ですよ、という話。
他にも人の特徴をササッとメモるとか。出身とか趣味とか書けば、デキる上司になれるよ、という話。
日記として書きこんで、ムダ時間を把握する話とか、縮小コピーを貼り付けるとかもいい。
毎年買い換える場合でも、サイズは統一したほうがいいとか。
プライベート手帳を持つという話。
正直、これが一番良かったかな。
なんかこういう本を読むといいなあ、すごいなあ、と思うのだけど、なんか手がかりがないというか、はじめられない。
会社で拡げる手帳と、家のデスクで拡げる手帳を別に持てばよかったんだ。なんだそれだけのことだったんだ。という気付き。
ちょっと大きめのプライベートな手帳を使うのもいいかも。
時間把握と、読書計画と、勉強計画くらい書こうか、あとはピアノの進み具合もいいかな。
結構楽しみになってきた。
この本自体はさっと読み返せる状態で手元に残しておきたいいい本。