なんか読書メモ.txtとかいうファイルがデスクトップに置いてあったぞ(いつ作ったんだっけ?)。それをコピペ。

図書館。
「話を聞かない男、地図が読めない女」の人が著者らしい。
男女の違いネタはそこそこにボディ・ランゲージについて語った本。

・手のひら
手のひらを上に向けて見せるのは服従的。
逆は支配的。

・足元
上の方は意識できても足元はあまり制御できない。
足の向いている方向が興味の対象。
例えば立ち話のときに、上半身はこっちを向いていても足元が出口向きだったらその人は早く立ち去りたいはず。よくあるよくある。

・男女ネタ
女性はボディ・ランゲージに敏感。男性は鈍感。
女性の唇は女性器の擬態。
女性の胸はその谷間が尻の擬態。
男性はセックスアピールの際に股間を強調する。ベルトに手をかけたり、脚を開いたりする。ジャラジャラした小物を腰回りにつけるのも形を変えたオスとしてのディスプレイらしい。
お尻でも乳房でも、男が好きなのは「割れ目」であって、大きさや形は二の次だ――ミカンサイズでも、メロンなみの巨乳でもあまり差はない。
ソースあんならすぐ出せと言いたくなるけど、そんなもんかね。

女性のヒップ:ウエストは1:0.7が理想形。
男性は1:0.9が理想形。

ちょっと思い出せる内容に偏りがあるけど、まあ性的なネタに興味が有るのは仕方ない。
図書館。

読み始めて思ったのは、やたらと一文一文が長ったらしい。読みやすさ考えて欲しいということ。
まあいいや、読みにくいのは置いておいて、内容について説明。
「心理学的タイプ論」という理論に基づいて生徒をタイプ分けして、それぞれの生徒のタイプに合わせて接しましょう、という本。

「心理学的タイプ論」は、スイスの心理学者カール・ユングの理論に基づいており、以下に挙げる四つの心理的側面における「指向」を組み合わせて、人を十六のタイプに分類するものです。心理学的タイプ論の四つの心理的側面とは、「興味・関心の方向の違い」、「情報の取り入れ方の違い」、「判断のしかたの違い」、「ライフスタイルの好みの違い」であり、四つの心理的側面のそれぞれに対をなす指向があります。
ということ。ちなみに「辛口性格診断」でググればわかりやすいのが一発で出てくる。

・興味・関心の方向の違い
外的指向(E)・・話してから考えをまとめる。(行動する→考える→行動する→考える) 
内的指向(I)・・まず考えをまとめてから話す。(考える→行動する→考える→行動する)

・情報の取り入れ方の違い
感覚指向(S)・・具体的な事実を取り入れる。一つ一つの着実な理解をする。
直観指向(N)・・事物の全体像やパターンに着目する。全体の流れやテーマを見出してから詳細に目を向ける。

・判断の仕方の違い
思考指向(T)・・客観的な判断を好む。
感情指向(F)・・関係者の気持ちに配慮した判断を好む。

・ライフスタイルの好みの違い
判断的態度指向(J)・・計画・スケジュールに基づいて行動する。結論を出したり決着を付けることを好む。
知覚的態度指向(P)・・状況に応じて臨機応変に対応する。結論や決定に変更の余地を残すことを好む。

うーん、これはただの安い説明文だな。
というわけでちょっと感想。
自分はISTJっぽいので、別の観点を意識するいい機会だったと思う。特にJ要素は自覚するほどJだわ。型にはめて仕事をするのにこだわり過ぎるという悪い癖がある。臨機応変に再スケジューリングする人を嫌悪とまでは言わないが、内心反感を覚えることがあったりする。これは見なおそう。
図書館。
世の中に蔓延している「社会調査」の過半数はゴミである。
だってさ。刺激的な文章に釣られた。
実際に読んでみるとなるほど確かにいろいろと悪いことしてる。確かにゴミだった。

冒頭に出てくるのは
「下記の歴代大統領の中で最も良かったのは誰ですか。
ニクソン、フォード、カーター、レーガン」

1991年時点で生存していた大統領の中から選ぶらしい。
カーターだけ民主党で、残りが共和党なので共和党支持者の票が割れてカーター大勝利。ゴミ。

学者が生むゴミとか政府が生むゴミとかマスコミが生むゴミとか社会運動グループが生むゴミとか、とにかくいろいろと実例を挙げてゴミの作成手法から何から紹介してくれるので面白い。

例えば、キャリーオーバー効果。これはよく使われていると感じる。ドコモのプレミアアンケートとかでもよくある。
最後の質問に向けてアンケート対象者を誘導するアレのことらしい。

見出しの「自衛隊『必要』84%」という大きな文字を見て、「またやりおったな」とすぐにピンときたが、
(中略)
最後の質問は「自衛隊は、必要だと思いますか、必要ないと思いますか」というものだが、そこに至るまでの質問項目を読むうちに、自ずと自衛隊の活動ぶりが分かる仕組みになっている。具体的に言えば、自衛隊が行う仕事には、安全確保、災害救助、民政協力(急病人の輸送や不発弾の処理など)があることを「学習」させ、PKOの平和協力の意義を「教え」、ついでに自衛隊はシビリアンコントロールによって守られていることまで「思い出させ」、その上で最後に自衛隊の必要性を尋ねているのである。
(中略)
これは単なる工夫のレヴェルではなく、ある積極的な目的を持った「ごまかし」のレヴェルであると考える。


読売新聞1994年6月9日版の記事らしい。
これがキャリーオーバーか。素晴らしい効果だ。
時間の都合で後半は読んでないけどいつかまた読んでみたい面白い本。
図書館。

タイトルに偽りなしのすご~く噛み砕いた説明が好印象な本。
社会心理学で言う所の「説得」について詳しく説明している。人の心を動かすこととかそういうやつ。

何となく普段感じていることが多かったけど、少なからずへえーと思った箇所があったので抜き出してメモメモ。

・有言実行は意志を固めるのに有効
言った手前、やらざるを得なくなる。逆に不言実行はとても難しい。

・結論は相手に言わせる!
 自分で結論を出したほうが納得しやすいから。だから、あえて結論を言わずに誘導するようにしたら説得が成功しやすいかも。

・「ブーメラン・テクニック」
 あえて相手と同じ意見を強く肯定すると、相手が自分の意見を別の側面から見直す。らしい。例えば、ロミオとジュリエットの例がある。
「交際をやめろ」などと言ってはいけません。(中略)逆に、ロミオを極端にほめて結婚式の段取りを勝手に進めていくと、当人同士が冷静になり、交際を見つめなおすでしょう。 こんな感じ。
図書館。

久しぶりに図書館へ行ってきたので、読書メモ。
元々「 涙」のついていない本が前作で、この本は続編らしい。

なんかちょっといい話を55個集めた本。
まあほとんどは中の人が作った話だとは思うけど、ベタに泣かせようとしてくるのでたちが悪い。
疎ましく思っていた親が他界して、いかに親のアガペーが大きかったのかを振り返るのがテンプレ。「お父さん、聞こえるかい、俺も〇〇になったよ。」とかそんなのが多い。
読んでいてほっこりした。年末年始はなんか親孝行するのもいいかもしれないと思った。

【本】瓶詰地獄

2011年10月5日 読書
青空文庫。
夢野久作。

なんか無人島で生活した兄妹の話。
誰かが拾った3つの瓶の中の手紙の内容が書いてある。

日増しに魅力的になってしまうアヤ子の姿に、太郎は過ちを犯しそうになる。
でも、踏みとどまる。で、なんか死ぬ。身を投げて、フカの餌になる。

太郎は悶々として、踏みとどまったときに唯一の書物の聖書を燃やしてしまった。
で、それからはなんか色々怖くなって、死んだ。

うーん、なんか難しい。
これはつまり、どういうことなんだろうか。
まだ早かったのかもしれない。

【本】こころ

2011年10月5日 読書
青空文庫。
夏目漱石の、かの有名なアレ。
読みかけだったのをふとしたきっかけで読了。
読書はなんか波があるなあ。がっつり読む期間と、全然読まない期間。

先生は本当に罪な男だね。
結局凄まじい苦悩の末に思い切った決断をする。
話自体は、先生の手紙だけで、「私」の感想とかは全く挟まずに終わる。
この終わり方が余韻を残して、なかなか面白い。
思うことは読者が考えろってことか。うまいもんだ。

【本】こころ

2011年8月20日 読書
青空文庫。

かの有名なアレ。
夏目漱石のアレ。
移動時間を利用して途中まで読んだ。

アクセントはどうなんだろう?
こ↑こ→ろ→ なのか?
こ→こ↑ろ→ なのか?
あえてひらがなで書いてあるから、前者のアクセントで読んでいるけど、住宅展示場っぽい響きだからうーん。

愛があるー 夢があるー あのひーとがー住ーむ街♪
こーこは こーこーろー♪

ローカルすぎる。

本題。
なんか3部構成の本。
最初は”私”(わたくし 以下主人公)と”先生”の話。
上京した主人公は”先生”という不思議な魅力を持つおっさんと仲良くなる。という話。「人はお金が絡むといきなり悪になるよ」みたいなことを言う”先生”、よくわからないけどその考えにいたった過去がすごく気になる主人公。

次は主人公と両親の話。
主人公の父が病気で倒れてしまう話。田舎のしきたりがいかに鬱陶しいかとか、母の勝手な解釈が気に入らないかとかが詳しく描写される。なんか母に急かされるから仕方なしに”先生”に仕事探しのお手伝いをお願いする主人公。返事はお断りだった。ただ、先生は自分の過去を手紙で寄越してくれていた。
先生の手紙には、「これを読んでいるときには私は死んでいるでしょう」みたいなことが書いてあった。父が死にかけにもかかわらず、とにかく東京へ飛んでいく主人公。電車の中で手紙を読み直す。

次は”先生”の過去の話。
”先生”が大学生のときの話。とりあえず下宿させてもらった民家は未亡人とお嬢さんの二人家族だった。”先生”は仲の良かった友人”K”が精神的に参った状態だったので無理を通して下宿に”K”をおいてもらうことにした。
”K”は元気になってきた。ただし、”先生”がひそかに恋していたお嬢さんのことを”K”もまた好きになっていた。

ここまで読んだ。続きはまたいつか読む。
青空文庫。

夏目漱石。
かの有名なアレ。
長野から実家に移動するときに再読。
松山に住んでいたときに、「一応知っておくべきなのかな」という考えで一度読んだことはあった。

主人公は江戸っ子。正直。潔い。清(キヨ)という人を思いやる人。
清(キヨ)はおばあちゃん。主人公の家に奉公していた人。
赤シャツは教頭。やなやつ。
野だは赤シャツの金魚の糞。
狸は校長。
山嵐は数学教師。
うらなり君は君子。つまりスーパーお人好し。

内容を簡潔に。
主人公が数学教師として四国の松山に来て、赤シャツと野だが鬱陶しいし、うらなり君が飛ばされてかわいそうなので、山嵐と組んで赤シャツとマドンナの密会をタレこみする話。

松山について、温泉はいいけど、それ以外はただの田舎ということで馬鹿にされているようにしか見えない。二度読んでもやっぱりそうとしか見えない。
図書館。

すぐやる本二冊目。(これでひとまず、すぐやる本シリーズは終了。)

「だから、新書を読みなさい」や、他の本で紹介されていた手法、「同じテーマの本を数冊用意」作戦。図書館がいい具合に配置してくれたおかげだ。

こっちの本は、「見る前に跳べ」という考えに基づく実践的なtips集。

・本来の性格とは別の人格を演じる
ああそういえばこんなことをどこかで聞いていたような気もする。
プレッシャーに負けないためのテクニックらしい。

・セカンドウインドの法則
もう少し続けてみろ。あと少しでランナーズハイならぬ、ワーカーズハイになるから。
という精神論。
フロー状態になるには、そのための条件づくりもしっかりとして、狙ったほうがいいと思う。
迅速なフィードバックとか、確固とした目標とかが重要。

・感性ストレッチ
自分の言葉を話す練習。いわゆるちょっといい事とかを一日一つでいいから記録する。
普段出さない感情を表現する練習になり、「自分の言葉で表現」が上手くなる。らしい。

なるほど、いろいろな本で取り上げられる「いい事日記」はこんなことまでカバーしてたのか。奥が深いのね。
図書館。

自分が今年読んだすぐやる本の、堂々の一番手。
一つも名誉じゃないなw

まあ置いといて、この読書メモがすぐやれてない時点で
自分がいかにすぐやれない人間なのか分かる。読了してから1週間以上は放置してたな・・

著者はメンタルトレーナー。
何かプロ野球選手のアドバイスとかもやったらしい人。

この本は、潜在意識の凄さについて語った本。

目標を明確にして、期限から逆算して、それをルーチン化して、今は取り敢えずコレをやればいいと表層意識は考えていて、でも潜在意識は大目標を見据えているから安心。
っていうのがすぐやる状態。

・リズム呼吸
呼吸は、意識してもできるうえ、普段から無意識でしている動作です。
つまり、呼吸は、意識と潜在意識の両方にまたがり、私たちがコントロールできる唯一のものでもあるのです。

らしい。なんか読みにくい仏教の本でも呼吸法の話が出てた気がする。
リズム呼吸というのは、きつくない、辛くない程度の深呼吸。理想はもちろん深い呼吸だけど、無理してまできついのは逆効果らしい。
リラックスした状態から始めて、生活の節々に取り入れるのがいいらしい。
で、このリズム呼吸を「さあやるぞ」の時に意識して行うと呼吸から気持ちを切り替えられるのでいいらしい。

・体感イメージ
・客観イメージ
どちらもイメージするんだけど、体感の方は、文字通り自分が体感している状態をイメージする。いいことをイメージで追体験するときに使う。あとはお風呂でリラックスしているイメージとかも使う。
客観イメージは、失敗を引きずらないときに使う。〇〇してしまった自分を、客観的なイメージで想像する。勝手に実況すると客観的なイメージっぽくなる。「おっとここで【自分】さんはまだクリーチャーを除去することにこだわってますね。」「そろそろ本体に打ち込むことも意識する方が良かったですね」とか。
つまりは岡目八目を自分に適用しようっていうこと。ヒトゴトなら、ミスというものは落ち着いて対処できるもんだ。

他にもゲンかつぎがいいとか何やらあったけど、めんどいので略。
やばくなったら、リズム呼吸で精神安定。という習慣を身につけるのがいいんだ、という強引なまとめでひとまずOK。

あ、でもやっぱりケーススタディを一つ引用。
たくさん仕事がある時は、同時進行で仕事をこなすのがポイントです。
全部の仕事を把握して、うまいこと潜在意識さんに考えさせることで並列作業はできるらしい。

そのためには、「現在、抱えている仕事は5つ」などと、把握しやすいように、適度にスイッチしながら進めるほうが、結局、効果的なのです。
ただし、適度に切り替えるのが大切らしい。

現在の自分の状況にぴったりなケーススタディがあって満足。よってこれはいい本。
図書館。

もはや読んだ数を水増しするだけの役割な気がする。
でも、心のどこかで
「こういう本読んでる俺って知的じゃね?俺マジ知的だし。俺かっこいい」
と思う何かがある。だから読んでるのだろう。

内容は、殆ど無い。
何か濃い本の20ページ分くらいの文量で、内容があまりにも少ない。

強いて言えば、カタチから入る系が推されているなという印象。

・一番前の席に座る
・速く歩く
・大きくほほ笑む
精神論が多い中で、こういう現実的なテクニックはいいと思う。

微笑みつつ悲観的なことを考えるのは難しい、みたいなことが「道は開ける」か何かにも書いてあったし、結構大切だと思うのよね。

まあでも、そのくらい。全体的に復習向けのまとめの本。
図書館。

期待したのはお部屋掃除の話だったけど、
内容は精神論的なモノだった。プライドを捨てろとか、劣等感を捨てろとか。

表紙にも精神科医、医学博士というふうに著者の職業がご丁寧に書かれているというのに、気付かなかった。やっぱりタダなものだとチェックが甘くなるもんだ。背表紙だけでパッと選んだのだろう、覚えてないけど。

「学ぶ喜び」を失わないために、プライドを捨てなさい
うん、その通り。年下の後輩から学ぶことは山ほどある。いろいろと優秀だし、そもそも一年しか違わないんだから先輩面も限度あるし、謙虚でいたいもんだ。

「体がしんどい」よりも、「心が疲れる」人のほうが多い
これは、「道は開ける」でも大いに主張されていたこと。病は気からってヤツだ。

「人への甘え」を捨てると、元気な年寄りになる
年をとっても、ぼんやりするな
これが著者の謙虚なところ。以前読んだ島耕作の作者の本だと、「年寄りをいたわれ、尊敬しろ」というのが鼻についた。こっちの著者はまだまだ甘えてられんな、という意気込みがある。こんなコト書くと、努力・根性好きみたいだけど、まあ他人が頑張る分には大いに歓迎。手がかからないっていいことだ。本人にとっても、周りにとっても。(と、地元の両親を思い出しつつ思う)

「セルフ・カウンセリング」
モヤモヤを把握すると楽になるよという話。
見栄をはりすぎていないか、とか自分中心になりすぎていないか、とか。自問自答していってもやもやを具体的なものにする。

うつ状態の時に、重大な「捨てる決心」はしない
これは本当にそう。周囲がこれを知っているか否かでいろいろと変わる。欝から復帰した人の人生がもう180度変わる。間違いない。軽くうつみたいになったことあるからこれは間違いない。
あれこれ理由をつけて、引っ越すとか、会社やめるとか、大金を投資するとか、目的は「気分を変えたい」ということなのに、やたらと大きなことで気分を変えようとする。これはマズイ。ヒドイようなら精神科に行くのがいい、ただし待合の殺伐とした空気はなんともアレかもしれんw

「六過ぎ」を捨てれば、バランスがよくなる
■がんばり過ぎ。
■考え過ぎ。
■飲み過ぎ。
■調子に乗り過ぎ。
■寝過ぎ。
■暇過ぎ。

まあ、小見出しのとおりに、生活のバランスが良くなるTips。

劣等感も優越感も、「根は一緒」である
なるほど確かに、人と比べている相対的な感覚だからね。
心のどこかで「自分は頭の回転がいい」という優越感を持っている。しかし勉強をするのは面倒臭い。こういったタイプが、たとえば学歴コンプレックスといったものに悩むことになる。
図星でぐうの音も出ない。
劣等感というのは、自分の努力不足を棚に上げた「グチ」であり、「不平不満」にすぎないもの
もうライフはゼロなんですが。勘弁してくれ。

とまあ、部屋の掃除テクニックは一つも載っていなかったけど内容はまあまあ面白かった本。
図書館。

なんか人間が一度に処理できる情報は7桁前後だから、A4一枚が効率的なんだ。
なんでもA4一枚で済ませるのがいいんだ、というのがうたい文句。

内容が、どこかで見た事あるものをA4のテンプレにまとめましたというだけ。
A4にまとめた理由が弱すぎる。しかも文字サイズがあからさまに小さくて一度に処理できるのかよと言いたくなるテンプレも多い。スカスカのテンプレもあるし。これについてはちょっとフォロー出来ないな。

少し毛色が違うけど、これでわりと十分。
誠 Biz.ID:ライフハック テンプレート ライブラリ
http://bizmakoto.jp/bizid/lifehacktemplete_index.html


あとは「QC7つ道具」とかでググって出てきたモノをA4にまとめればいい。
途中から、ああこんなもんかと思ってパラパラで終わってしまった。相性が悪かったんだ。仕方がない。
図書館。

俺はこんなことやって成功したぞ、と語る本。

常識にとらわれないのがいいらしい。
契約を取りたい会社の横に宿を借り、ずっと通うとか、
売れると思ったときに売らずに品薄商法するとか、
後は市場撤退するときの小技。これが面白い。

筆王がマッキントッシュ版の撤退を決めたとき、
まず、筆王の撤退で誰がいちばん得をするかを考えた。それはいうまでもなく宛名職人だ。なにしろ、筆王と宛名職人でマッキントッシュの年賀状ソフト市場は寡占状態なのだから、筆王が撤退すればそれまでの筆王ユーザーは自動的に宛名職人に流れる。(中略)
で、宛名職人の儲けを計算して、「撤退するから儲けの半分を3年分だけくれ」という提案をする。
宛名職人はその提案を飲んで、筆王はWindows版の開発に精を出してトータルで儲けをカバーできたらしい。

面白いウィンウィンだ。

あとは、リーダーとメタリーダーの話。両者はちょっと違うよという話。
メタリーダーはいわゆるトップの人間。リーダーを束ねる人。
大手と呼ばれる企業になると、それぞれがまるで関係のない事業部門の集合体だから、(略)
メタリーダーが必要なのは大きな企業。
自分が優れたプレーヤーというより、各事業部門の有能なリーダーに気持ちよく仕事をさせられる能力がメタリーダーには求められるということになってくるのだ。
メタリーダー自身は仕事がバリバリ出来る必要はない。

メタリーダーの資質があるかどうかは、その人が組織図をどうやってつくるかをみれば一目瞭然だ。リーダー性が強い人はまず組織図を描いてから、それぞれのポジションに最適な人を探して当てはめようとする。 一方、彼にはこれができそうだ、彼女にはこんなことをやらせようと、いまいる社員の能力や個性に合わせて組織を編成するほうがやりやすいというなら、その人にはメタリーダーとしての潜在能力が備わっているといえよう。
この考え方が気持ちよく働いてもらうってことなのかな。

とまあいろいろと興味深い本。「成功者特有の上から目線」が相当あるから嫌な人は嫌だろうけど、個人的にはこの人のは許容範囲。ぶっちゃけ内容が面白ければそれでいいさ。
ブックオフ。

原題は、
The Power of a Positive No
How to Say No and Still Get to Yes
らしい。

要は、うまい断り方の説明本。
自分の信念を貫きつつ、相手を納得させつつ、断る。

ポジティブなNoの発信は、肯定(Yes!)で始まり、限界設定(No)を経て、最後は提案(Yes?)で終わる。
Yes!は自分の利益を主張する。
Noは、事務的に断る。
Yes?は、代替案を提示する。
Yes!、No、Yes?がこの本のテクニックの全て。Yesbut法みたいなもの。
例;著者が山奥の宿屋で見つけた禁煙の表示。
<ゲストの方々全員に快適な逗留をしていただくため、当室は”禁煙”となっております。喫煙の際は当館の喫煙室、屋外の大自然をご利用下さい! ご協力を感謝します!>

まあ細かいテクニックも出てくるんだけど、そこはそれ。
人格ではなく、行為を対象に批判する。とか、私は〇〇だと思う、というふうに主語を自分にするとやんわり伝わる。とか、相手に敬意を持って接する、メンツを立てる、代替案に合意するときに相手がすんなり動けるように配慮する、とか。

あと興味深かったのは、 受容までの道のりという小見出しで書かれた話。
こちらからのNoを受け取った相手は、正直、気分は良くない、その時の反応例。
Noを受容するまでの道のりは、(中略)一般的に、その道のりは七段階に分けられている。回避→拒否→懸念→立腹→交渉→悲嘆→受容だ。
で、相手の立腹に対して感情的な反応を返すのは、もちろんダメ。
譲歩はダメ、攻撃はダメ、逆襲はダメ。

メールの例が面白い。要は、落ち着けということ。
別の本かもしれないけど、「自分=感情」ではなく、「自分=感情を持っている」という認識をしなさいってこと。
Noといった相手からの怒りの電子メールを受けとったあなたは、報復の文章を書きあげて、”送信者へ返信”のボタンをクリックする誘惑に駆られるかもしれない。(中略)貴方がクリックすべきなのは、”下書きとして保存”のボタンだ。

それと、てのひらをつねるのも落ち着くのにいいらしい。これは、相手の”立腹”の対策としては、なんだか胡散臭いけどまあ何かルールを決めるのはいいかもしれない。
アマゾンマーケットプレイス。

かの有名なアレ。上司のオススメでもある。
原題「How to Stop Worrying and Start Living」
なかなか意訳してると思う。

悩むという行動にどう対処するか、が書かれている。
5ページ前後のテーマに沿った体験談から教訓を抜き出す感じ。

とにかく、悩み対策は「受け入れること」。
避けられない運命には調子を合わせよう
レモンを手に入れたらレモネードをつくれ(レモン=不快なものという意味)
まあまとめてしまえばこれだけなんじゃないだろうか。
ざっくりし過ぎかな。まあ毎晩だらだら読んでいて、いい加減に忘れてしまったというのがデカイ。
どこかで出てきたんだけど(別の本だったか?)、「今この瞬間にできることはたった一つしかない。一つずつ仕事を潰していくのみだ。」みたいなのが大好き。これはすごく効果がある。精神的に楽。
理想は、今のことを作業に落としこんで機械的に済ますうちに、次のことを考える。
まあ理想は、理想だからなあ。今の自分だと頭がこんがらがるのが見えてる。

【本】人間失格

2011年5月30日 読書
青空文庫。

かの有名なアレ。読んだことなかった。

空気読みまくりな人がどうなるか。
東京に出てきて、ちょっと調子に乗って酒と女に手を出して、最終的には脳に異常ありとされて閉じ込められる。

さて、どう捉えるか。やっぱり調子に乗ったから駄目だったのか。人間を信じてしまったから駄目なのか。酒におぼれたから駄目なのか。
まあいいや。

・世間は個人
世間の実体ってなんだよ、と考える主人公が到達した答え。
人は自分の意見を「世間が」という別の主語に乗せて言う。遠まわしに言う。
(「人は」というより、「日本人は」かも?)
「しかし、お前の、女道楽もこのへんでよすんだね。これ以上は、世間が、ゆるさないからな」
世間とは、いったい、何の事でしょう。人間の複数でしょうか。どこに、その世間というものの実体があるのでしょう。けれども、何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、しかし、堀木にそう言われて、ふと、
「世間というのは、君じゃないか」
という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤで、ひっこめました。


主に電車で読んだけど、やっぱり電車だとどんどん読めるな。この集中力が電車以外でも出せたらすごいのに。
図書館

いい加減に既視感を感じまくりなこの手の本。
正直、何かモチベーション維持の為に読んでるだけだ。

真新しい内容は、それほどない気がする。著者のいちおしがコレ。
インデックスシールのすごい使い方
インデックスシールをテキストに貼るときに、重要ポイントなら側面、別の意味で暗記が必要な所は上面に貼る。というもの。側面だけが貼る場所ではない、という意味で著者は感動したそうだ。

いろいろとよくある勉強法がまとめられている(絵にするとか、マーカーペンを役割別にするとか)。
でもまあそれだけ。いやあやる気を出すのは難しいもんだ。久しぶりにゆうきゆうの本を読みなおそうか。
電子化したまま放置していたシリーズ。

初版1971年で2007年現在で54刷になっちゃってるロングセラー。

浅く広く、テンポから音色から和音から歴史から、とにかくザーッと分かるようになっている。
完全に分かったわけではないけど、コード進行がどういうものなのかなんとなく雰囲気がつかめた気がする。TとDとSがなんか繋がっていくんでしょ?(だめだ分かってない)
コード進行は読みながら鍵盤を叩いてみないと駄目だ。雰囲気しか分からん。

読んでから数日たって書くとあんまり覚えてないな。今目次見るとリズムの項目でなんか面白いことを書いてた気がするんだけど、忘れてしまった。ちょいちょいと読みなおせばいいでしょう。

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