図書館。
著者はやたらとインタビューしてる人。でも漫画家。
これは面白い。そこら辺の自己啓発本よりもよっぽど面白い。あ、この本も自己啓発本か。
テーマは「みんなと同じでいいんですか」というよくありそうな話なんだけど。
多くのインタビューを元に、「この人はこう言っていた」から「みんなと違ってもいいじゃない」という流れで話が展開される。
色々とネタ元が豊富で読んでいて飽きない。
”夢をかなえるゾウ”とか”仕事は楽しいかね?”に似た面白さ。
順番はぐちゃぐちゃだけど引用
焚き火
いきなり引用の引用になってしまった。
村上春樹氏の短編にこんな話がある。寒い夜の海岸で焚き火を見つめながら「死にたい」とつぶやく若い女性に、男は言う。
「焚き火が消えたら、嫌でも目が覚める」
この話から、ある程度以上に満たされていては豊かな発想は得られないですよ、という話になる。
さおだけ屋
焚き火の話から”さおだけ屋はなぜ潰れないのか”の著者の話になる。
「さおだけ屋」の著者は大きな挫折経験が二回あって、でも結局は売れる本を出せた。
たとえ手痛い失敗や挫折をしても、まったく違う世界でその経験が生きてくることが多
々あるのだ。
らしい。
定置網
人生の定置網について。郊外のショッピングモールの飲食店、そのお店の種類を見て著者は定置網じゃないか、と思ったらしい。曰く、
一見、「自分の意志で自由に買い物をしている」ように見えるのだが、実際には選択肢は限定され、みんなと同じものをみんなと同じタイミングでみんなと同じ値段で買うしかないようになっている。
と。そんなの知ってる、とかそうなる仕組みがフランチャイズというものだろ、と思わないでもないけど、定置網という表現はなかなか秀逸に思う。
さかなクン
さかなクンのように、面白いオタクっていいよねという話。
その人の「変わっている部分」がみんなに喜びを与えたり、なんらかの利益をもたらしたりすることで、みんなはその非属の変わり者を歓迎するようになるわけだ。
らしい。
引き篭もり
この本は引き篭もりの擁護派だから面白い。学者によれば、要はサナギだよ、という話。
要は、群れの価値観よりも自分の価値観を信じる人間という何よりの証拠なのだ。
らしい。
読書
引きこもる期間を非属の才能を伸ばす修行期間にするために、ジャンルを問わずに片っ端から読むといいよね、という話。
自分の師匠
人に怒られても、「でも、こんな時に坂本龍馬なら励ましてくれるよな」と偉人を妄想すればなんてことはないよね、という話。
内容はまあまあ濃いのでタイトル負けしていない。いい本だ。
著者はやたらとインタビューしてる人。でも漫画家。
これは面白い。そこら辺の自己啓発本よりもよっぽど面白い。あ、この本も自己啓発本か。
テーマは「みんなと同じでいいんですか」というよくありそうな話なんだけど。
多くのインタビューを元に、「この人はこう言っていた」から「みんなと違ってもいいじゃない」という流れで話が展開される。
色々とネタ元が豊富で読んでいて飽きない。
”夢をかなえるゾウ”とか”仕事は楽しいかね?”に似た面白さ。
順番はぐちゃぐちゃだけど引用
焚き火
いきなり引用の引用になってしまった。
村上春樹氏の短編にこんな話がある。寒い夜の海岸で焚き火を見つめながら「死にたい」とつぶやく若い女性に、男は言う。
「焚き火が消えたら、嫌でも目が覚める」
この話から、ある程度以上に満たされていては豊かな発想は得られないですよ、という話になる。
さおだけ屋
焚き火の話から”さおだけ屋はなぜ潰れないのか”の著者の話になる。
「さおだけ屋」の著者は大きな挫折経験が二回あって、でも結局は売れる本を出せた。
たとえ手痛い失敗や挫折をしても、まったく違う世界でその経験が生きてくることが多
々あるのだ。
らしい。
定置網
人生の定置網について。郊外のショッピングモールの飲食店、そのお店の種類を見て著者は定置網じゃないか、と思ったらしい。曰く、
一見、「自分の意志で自由に買い物をしている」ように見えるのだが、実際には選択肢は限定され、みんなと同じものをみんなと同じタイミングでみんなと同じ値段で買うしかないようになっている。
と。そんなの知ってる、とかそうなる仕組みがフランチャイズというものだろ、と思わないでもないけど、定置網という表現はなかなか秀逸に思う。
さかなクン
さかなクンのように、面白いオタクっていいよねという話。
その人の「変わっている部分」がみんなに喜びを与えたり、なんらかの利益をもたらしたりすることで、みんなはその非属の変わり者を歓迎するようになるわけだ。
らしい。
引き篭もり
この本は引き篭もりの擁護派だから面白い。学者によれば、要はサナギだよ、という話。
要は、群れの価値観よりも自分の価値観を信じる人間という何よりの証拠なのだ。
らしい。
読書
引きこもる期間を非属の才能を伸ばす修行期間にするために、ジャンルを問わずに片っ端から読むといいよね、という話。
自分の師匠
人に怒られても、「でも、こんな時に坂本龍馬なら励ましてくれるよな」と偉人を妄想すればなんてことはないよね、という話。
内容はまあまあ濃いのでタイトル負けしていない。いい本だ。
【本】ダマされたくない人の資産運用術
2010年8月22日 読書図書館。
2006年の本だから、ちょっとアレかもしれない。時代遅れとかあるかも。
リーマンショック以前じゃん。
主張は2点。
長期投資という視点を持つこと。
世界の様々な商品に分散投資すること。
長期投資について。
多くの投資家は1年単位のリターンに一喜一憂し過ぎ。
10年、20年単位、あるいはそれ以上で勝つことを目指す。
分散投資について。
性質の異なる商品を組み合わせることで、リスクが減る。
個別銘柄の買い時なんて分かるはずがない。ドルコスト平均法で積立を行うこと。
ただし、国内株式や国内債券を特別視しないこと。(ホーム・バイアス現象)
あとは、投信資料館で良いファンドを探せという話もあった。
5年とかの長い目で見たときに好成績を上げているファンドを探せばいい。
インデックスファンドかアクティブファンドか。
著者のオススメはアクティブファンドらしい。インデックスファンドより好成績を上げているのはアクティブファンドの3割程度らしいが、バリュー株に投資を行うファンドはわりと悪くない成績を上げているらしい。
当たりっこない相場観に振り回されないようにしましょうという話もあった。
今国内株しかやってないんだよなw
この本から見たらひどい状態なんだろうな。
そういえば、結局何が「ダマされたくない人」だったのだろうか。この本の全体的な雰囲気的に、おそらくは個別銘柄を安いと思ったときに沢山買うことが「ダマされている」状態なんだろうけど。タイトルから「とりあえず手にとってもらおう」作戦が透けて見える。そして自分はホイホイと釣られるw
2006年の本だから、ちょっとアレかもしれない。時代遅れとかあるかも。
リーマンショック以前じゃん。
主張は2点。
長期投資という視点を持つこと。
世界の様々な商品に分散投資すること。
長期投資について。
多くの投資家は1年単位のリターンに一喜一憂し過ぎ。
10年、20年単位、あるいはそれ以上で勝つことを目指す。
分散投資について。
性質の異なる商品を組み合わせることで、リスクが減る。
個別銘柄の買い時なんて分かるはずがない。ドルコスト平均法で積立を行うこと。
ただし、国内株式や国内債券を特別視しないこと。(ホーム・バイアス現象)
あとは、投信資料館で良いファンドを探せという話もあった。
5年とかの長い目で見たときに好成績を上げているファンドを探せばいい。
インデックスファンドかアクティブファンドか。
著者のオススメはアクティブファンドらしい。インデックスファンドより好成績を上げているのはアクティブファンドの3割程度らしいが、バリュー株に投資を行うファンドはわりと悪くない成績を上げているらしい。
当たりっこない相場観に振り回されないようにしましょうという話もあった。
今国内株しかやってないんだよなw
この本から見たらひどい状態なんだろうな。
そういえば、結局何が「ダマされたくない人」だったのだろうか。この本の全体的な雰囲気的に、おそらくは個別銘柄を安いと思ったときに沢山買うことが「ダマされている」状態なんだろうけど。タイトルから「とりあえず手にとってもらおう」作戦が透けて見える。そして自分はホイホイと釣られるw
【本】いきなり&もう一度! 才能以前のピアノの常識
2010年8月22日 読書図書館。
ブックオフから図書館に変わりつつある。ケチだ。
いわゆるTips集。気に入った小見出しを引用。
才能がなくてもピアノは弾ける!
趣味レベルなら、楽しんだもん勝ちですよという話。
同じテンポを保つことこそ上達の道
鍵盤は叩いてはいけない
フィンガーノイズに気をつけようという話。
ピアニストは”タッチポイント”で弾いている
指の腹のカーブの真ん中らへんでピアノに触れること。目の不自由な人が点字を読む場所で弾くことを意識しましょうという話。
間違えずに弾けても棒読み演奏はNG
こいつはタイムリーなw
歌って弾くことが大切ですよという話。
練習は長さより集中力が大切
小見出しの他に、曲はパーツで練習したほうがいいという話もあり。
日本のピアノは世界レベル
個体差があるから、選ぶときは、先生についてきてもらおう
買うときは製造番号を控えておく
サンプルを弾いて、機種名が同じだけで別物が届く場合があるので気をつけましょうという話。
よい筋肉を作るには、筋トレよりストレッチを
重心の移動は片側のお尻にのせる
エア泡立て器で手首体操
暗譜のコツは?
コツというより、方法について書いてある。視覚型:楽譜を映像で覚える。運動型:手や体の動きで覚える。分析型:形式や和声を分析してストーリーで覚える。
複合型がベストだよという話。
そういえば、ストレッチとかアップとか全然意識していなかった。
それなりに動くんだから、必要だったんだろうなあ。
ブックオフから図書館に変わりつつある。ケチだ。
いわゆるTips集。気に入った小見出しを引用。
才能がなくてもピアノは弾ける!
趣味レベルなら、楽しんだもん勝ちですよという話。
同じテンポを保つことこそ上達の道
鍵盤は叩いてはいけない
フィンガーノイズに気をつけようという話。
ピアニストは”タッチポイント”で弾いている
指の腹のカーブの真ん中らへんでピアノに触れること。目の不自由な人が点字を読む場所で弾くことを意識しましょうという話。
間違えずに弾けても棒読み演奏はNG
こいつはタイムリーなw
歌って弾くことが大切ですよという話。
練習は長さより集中力が大切
小見出しの他に、曲はパーツで練習したほうがいいという話もあり。
日本のピアノは世界レベル
個体差があるから、選ぶときは、先生についてきてもらおう
買うときは製造番号を控えておく
サンプルを弾いて、機種名が同じだけで別物が届く場合があるので気をつけましょうという話。
よい筋肉を作るには、筋トレよりストレッチを
重心の移動は片側のお尻にのせる
エア泡立て器で手首体操
暗譜のコツは?
コツというより、方法について書いてある。視覚型:楽譜を映像で覚える。運動型:手や体の動きで覚える。分析型:形式や和声を分析してストーリーで覚える。
複合型がベストだよという話。
そういえば、ストレッチとかアップとか全然意識していなかった。
それなりに動くんだから、必要だったんだろうなあ。
【本】退職金は何もしないと消えていく
2010年8月21日 読書図書館。
これの対象は退職寸前の人のようだ。
ちょこちょこと示されるアンケート結果から、75歳で破綻する人が出てくるのではないかという指摘をする。
インフレの危険性をやたらと煽っており、預貯金を批判している。よくあるパターンだ。米国との比較が出てくるのも定番。行き着くところは、やはり長期分散投資。耳タコ状態だけど、つまりはそれだけいいことなんだろう。
60歳未満は貯める世代。60歳から75歳は運用しながら取り崩す世代。76歳からは取り崩すだけの世代。こう考えたときに60歳から75歳の時の運用が大切ですよという話が出てくる。
とにかく一定額を引き出すのではちょっと良くない。運用中なので、元本がそのまま減る。元本が減ると運用益ももちろん減る。というわけで、臨機応変に対応すること。特に最初ほど影響がでかい。
言われてみると当たり前なんだけど、人は合理的に行動するとは限らないらしい。著者の注目している行動経済学ってのは結構面白そうだ。
面白かったことを適当に。
現在の日本について、退職後の経済状況アンケート結果から著者の思いついたまとめ。
・怯える20代
・運用できない現役
・反省するシニア
退職後の生活についてのインタビュー結果から分かる夫婦間のギャップ。
男性:(仕事というものがなくなったので)妻と旅行に行ったり、羽を伸ばせる。・・・やたらと夢を語る傾向。
女性:(定期的な収入がなくなったので)お金が入らない。定年になってからやたらと顔をあわせている夫との旅行なんて考えられない。家事と夫から開放される「友人との旅行」ならば行くけどね。・・・どこか現実的。
夫は仕事がなくなった喪失感を埋めるのに夢を持ち出すので必死。妻は(特に専業主婦の場合)それほど生活に変化が起きるわけではない。
それなりに得ることはあったと思う。具体的な数字で表現することに努めていたのが良かった。
これの対象は退職寸前の人のようだ。
ちょこちょこと示されるアンケート結果から、75歳で破綻する人が出てくるのではないかという指摘をする。
インフレの危険性をやたらと煽っており、預貯金を批判している。よくあるパターンだ。米国との比較が出てくるのも定番。行き着くところは、やはり長期分散投資。耳タコ状態だけど、つまりはそれだけいいことなんだろう。
60歳未満は貯める世代。60歳から75歳は運用しながら取り崩す世代。76歳からは取り崩すだけの世代。こう考えたときに60歳から75歳の時の運用が大切ですよという話が出てくる。
とにかく一定額を引き出すのではちょっと良くない。運用中なので、元本がそのまま減る。元本が減ると運用益ももちろん減る。というわけで、臨機応変に対応すること。特に最初ほど影響がでかい。
言われてみると当たり前なんだけど、人は合理的に行動するとは限らないらしい。著者の注目している行動経済学ってのは結構面白そうだ。
面白かったことを適当に。
現在の日本について、退職後の経済状況アンケート結果から著者の思いついたまとめ。
・怯える20代
・運用できない現役
・反省するシニア
退職後の生活についてのインタビュー結果から分かる夫婦間のギャップ。
男性:(仕事というものがなくなったので)妻と旅行に行ったり、羽を伸ばせる。・・・やたらと夢を語る傾向。
女性:(定期的な収入がなくなったので)お金が入らない。定年になってからやたらと顔をあわせている夫との旅行なんて考えられない。家事と夫から開放される「友人との旅行」ならば行くけどね。・・・どこか現実的。
夫は仕事がなくなった喪失感を埋めるのに夢を持ち出すので必死。妻は(特に専業主婦の場合)それほど生活に変化が起きるわけではない。
それなりに得ることはあったと思う。具体的な数字で表現することに努めていたのが良かった。
【本】医療保険なんていりません!
2010年8月21日 読書図書館。
タイトルから妙な気合いを感じるw
なんでそんなに必死なのか。
この前に読んだ本と基本的に同じ内容。
公的な保証制度を使えば、結構長い入院でもそれなりの負担でなんとかなる。という話。
こちらの本の方が入らなくていいと断言している。この前に読んだ本はなんだかんだで入院日額5000円の保険を勧めていたりした。
面白いのは、生命表の話。
人間が10万人が生まれたとき、何年後に何人生きているかが分かる表。
男性0歳=10万人、男性10歳=9万9636人、男性40歳=9万7391万人、男性60歳9万0035人・・・といった感じ。
この表に従って生命保険は作られているので、保険会社が損することはありえない、という話。
あれ?医療保険関係ないじゃん。保険会社の悪口言いたいだけ?とは思うけど、まあいい。
公的な保証制度の活用について、半年入院で40万円あればOKという具体的な例がある。意外となんとかなりそうだし、それを貯金から出すということは、医療費に限らず色々な用途に使えるわけでいい感じ。まさに「掛け捨てではありません」という状態。
他には、保険で元を取るには沢山病気になり、ケガをしないとダメだ、とか。
元を取るのも大変だ。決して楽じゃない。二つの意味でw
タイトルから妙な気合いを感じるw
なんでそんなに必死なのか。
この前に読んだ本と基本的に同じ内容。
公的な保証制度を使えば、結構長い入院でもそれなりの負担でなんとかなる。という話。
こちらの本の方が入らなくていいと断言している。この前に読んだ本はなんだかんだで入院日額5000円の保険を勧めていたりした。
面白いのは、生命表の話。
人間が10万人が生まれたとき、何年後に何人生きているかが分かる表。
男性0歳=10万人、男性10歳=9万9636人、男性40歳=9万7391万人、男性60歳9万0035人・・・といった感じ。
この表に従って生命保険は作られているので、保険会社が損することはありえない、という話。
あれ?医療保険関係ないじゃん。保険会社の悪口言いたいだけ?とは思うけど、まあいい。
公的な保証制度の活用について、半年入院で40万円あればOKという具体的な例がある。意外となんとかなりそうだし、それを貯金から出すということは、医療費に限らず色々な用途に使えるわけでいい感じ。まさに「掛け捨てではありません」という状態。
他には、保険で元を取るには沢山病気になり、ケガをしないとダメだ、とか。
元を取るのも大変だ。決して楽じゃない。二つの意味でw
【本】お金が貯まる人の家計簿
2010年8月7日 読書図書館。
この著者は「仕組み」整理術の人か。
要は本文中でオススメする月イチ家計簿を使うと、楽に管理できる仕組みが作れますよという話。
肝心の月イチ家計簿とは
1.ジャンル別の箱を10個程度用意する。ジャンルは、食費、交際費、趣味・教養費、車関係費など。
2.目に付く場所において何か買うたびにレシートを入れる。
3.月に一回、全ての中身を家計簿に書く。ジャンル毎に合計額を1000円単位でざっくりと書く。
簡単で、時間が取られないのが利点らしい。
あとは自分の時給を計算して、時間=金の考え方をもつ、とか。
評判のレストランに行ったときにどのくらい儲かっているのか考えてみる。その視点が大切なんだ、とか。
固定費から削るのが無理なく出来る節約とか。
あとは、株は還元率が99.5%らしい。根拠は手数料分だけが胴元の取り分だからってことらしい。まあ言われてみればそうなのかも。実際には値動きを操作している人たちがいらっしゃるのだろうけど。
この著者は「仕組み」整理術の人か。
要は本文中でオススメする月イチ家計簿を使うと、楽に管理できる仕組みが作れますよという話。
肝心の月イチ家計簿とは
1.ジャンル別の箱を10個程度用意する。ジャンルは、食費、交際費、趣味・教養費、車関係費など。
2.目に付く場所において何か買うたびにレシートを入れる。
3.月に一回、全ての中身を家計簿に書く。ジャンル毎に合計額を1000円単位でざっくりと書く。
簡単で、時間が取られないのが利点らしい。
あとは自分の時給を計算して、時間=金の考え方をもつ、とか。
評判のレストランに行ったときにどのくらい儲かっているのか考えてみる。その視点が大切なんだ、とか。
固定費から削るのが無理なく出来る節約とか。
あとは、株は還元率が99.5%らしい。根拠は手数料分だけが胴元の取り分だからってことらしい。まあ言われてみればそうなのかも。実際には値動きを操作している人たちがいらっしゃるのだろうけど。
森博嗣。
同期からの借り物。
今回もヘンテコな建造物が出ないなあ。
今回のテーマは、男女間のいざこざ。
なんかモヤモヤしたまま終わってしまった。
悲しいかなこういうのは分からない。経験的な意味で。
はあー。
主人公の叔母がおせっかいな人で、主人公を騙して、事前に何も言わずにお見合い相手に紹介するシーンがある。
言い訳がなかなかで、これもまた経験、そう、触媒なのよ。と。
最近読んだ本でもなんかあったなあ。ワンパターン化している生活を破るのはいいとかなんとか。触媒か。
解説では日本人的なミステリーの読み方が指摘されていた。曰く、ついつい犯人探しをしてしまうけど、ただのエンターテイメントとして読めばいいじゃんらしい。手品ショーについても同様らしい。
いやいやついね。脳が働くうちは動かしておきたいじゃん?いや本当はそんな脳みそのことなんか考えてないけど。
なんというか、問題を出されて、反射的に解くというか、こっから詰め込み教育批判の話にいけるかもしれないな。
同期からの借り物。
今回もヘンテコな建造物が出ないなあ。
今回のテーマは、男女間のいざこざ。
なんかモヤモヤしたまま終わってしまった。
悲しいかなこういうのは分からない。経験的な意味で。
はあー。
主人公の叔母がおせっかいな人で、主人公を騙して、事前に何も言わずにお見合い相手に紹介するシーンがある。
言い訳がなかなかで、これもまた経験、そう、触媒なのよ。と。
最近読んだ本でもなんかあったなあ。ワンパターン化している生活を破るのはいいとかなんとか。触媒か。
解説では日本人的なミステリーの読み方が指摘されていた。曰く、ついつい犯人探しをしてしまうけど、ただのエンターテイメントとして読めばいいじゃんらしい。手品ショーについても同様らしい。
いやいやついね。脳が働くうちは動かしておきたいじゃん?いや本当はそんな脳みそのことなんか考えてないけど。
なんというか、問題を出されて、反射的に解くというか、こっから詰め込み教育批判の話にいけるかもしれないな。
【本】「ひとりがいい」という自分らしい生き方
2010年8月4日 読書この本が読者に想定しているのは若い女性らしい。
どうもそういった言い回しが多い。
何かに対する本気度の例で、女優になるという夢が出てきたり、結婚に対する本気度の例では、「私はこの彼と結婚したい」とかなんとか。サンプルに使われるのが女性ばかり。
著者は心療内科の先生らしいが、患者さんの傾向から若い女性をターゲットにすることにしたのだろう。
本の内容自体は、心療内科医らしい柔らかい言い回しで、基本的に「そんなに気を張らなくていい」といったことを繰り返し説いている。ひとつの小見出しに2,3ページで具体例を書いているよくあるパターン。
「夢中になっている」、そのなかに「自分」がいる
大人もいいけれど、子供のように何も考えずに楽しめる趣味があったらいいよね、という話。自分の場合はポケモンとモンハンがあるから完璧だ。ゲームというのが何か寂しいが気にしない。
「いいイメージ」の自分より、「ちょっと下」でもOKです
でたでた。頑張らなくてもいいんだよ、みたいな主張。この本のテーマだ。
人は目標を立てるとき、調子のいい日の自分を基準にしがちなので、結構しんどい目標を立てたりする。いろいろな要因で5-6割の力しか出せない時があるのだから、そういう日は無理をしないでいい。っていう話。
自分と相手とでは、「望んでいる関係」が違う
言われてみればそうなのだけど、人はついつい自分の求める関係を相手に強いてしまう。
そのへん少し考えてみて。っていう話。
友だちと同僚、その「線引き」はできていますか
割り切りは大事だよという話。これまた言われてみればそりゃそうだっていう話。
あとは、よくあるマナー本と似た内容。この本は、若干のワガママを通すのも大切、というスタイルだからちょっと違うか。
どうもそういった言い回しが多い。
何かに対する本気度の例で、女優になるという夢が出てきたり、結婚に対する本気度の例では、「私はこの彼と結婚したい」とかなんとか。サンプルに使われるのが女性ばかり。
著者は心療内科の先生らしいが、患者さんの傾向から若い女性をターゲットにすることにしたのだろう。
本の内容自体は、心療内科医らしい柔らかい言い回しで、基本的に「そんなに気を張らなくていい」といったことを繰り返し説いている。ひとつの小見出しに2,3ページで具体例を書いているよくあるパターン。
「夢中になっている」、そのなかに「自分」がいる
大人もいいけれど、子供のように何も考えずに楽しめる趣味があったらいいよね、という話。自分の場合はポケモンとモンハンがあるから完璧だ。ゲームというのが何か寂しいが気にしない。
「いいイメージ」の自分より、「ちょっと下」でもOKです
でたでた。頑張らなくてもいいんだよ、みたいな主張。この本のテーマだ。
人は目標を立てるとき、調子のいい日の自分を基準にしがちなので、結構しんどい目標を立てたりする。いろいろな要因で5-6割の力しか出せない時があるのだから、そういう日は無理をしないでいい。っていう話。
自分と相手とでは、「望んでいる関係」が違う
言われてみればそうなのだけど、人はついつい自分の求める関係を相手に強いてしまう。
そのへん少し考えてみて。っていう話。
友だちと同僚、その「線引き」はできていますか
割り切りは大事だよという話。これまた言われてみればそりゃそうだっていう話。
あとは、よくあるマナー本と似た内容。この本は、若干のワガママを通すのも大切、というスタイルだからちょっと違うか。
ああうん。中身があるかどうかは、微妙。
飽和状態の株関連の本。入門書。
著者はインサイダー情報でおいしく儲けたらしい。
また、証券や金融以外の業種の人達と話すことも大切。だって、酔っ払ってついついはめを外してしまい、会社の内情なんかを聞き出せるかもしれないからです♪
(中略)
これぞ株式の真髄!インサイダー情報でしょう!
なんてこったい。いいのかコレ?
まあ、出版されているということはいいんだろう。
ということは、お盆の同窓会が楽しみだなあ。
われながら発想が卑しい。
他に目についたのは、ローソク足の読み方。まあ、ググれば見つかるけど。ピラミッド方式で買うことが大切、とかもあった。要はドルコスト平均法で、安い時に沢山買えたら儲かるよねっていう。普通だw
あとは、ナンピンというテクニック。まあ、知らないうちに行っていたことなんで、そんな名前だったのか、といったくらい。これも要はドルコスト平均法だし。
こういう本も一冊くらい持っていてもいいかと思う。
気楽に読めるっていう点では紙媒体は楽だ。
飽和状態の株関連の本。入門書。
著者はインサイダー情報でおいしく儲けたらしい。
また、証券や金融以外の業種の人達と話すことも大切。だって、酔っ払ってついついはめを外してしまい、会社の内情なんかを聞き出せるかもしれないからです♪
(中略)
これぞ株式の真髄!インサイダー情報でしょう!
なんてこったい。いいのかコレ?
まあ、出版されているということはいいんだろう。
ということは、お盆の同窓会が楽しみだなあ。
われながら発想が卑しい。
他に目についたのは、ローソク足の読み方。まあ、ググれば見つかるけど。ピラミッド方式で買うことが大切、とかもあった。要はドルコスト平均法で、安い時に沢山買えたら儲かるよねっていう。普通だw
あとは、ナンピンというテクニック。まあ、知らないうちに行っていたことなんで、そんな名前だったのか、といったくらい。これも要はドルコスト平均法だし。
こういう本も一冊くらい持っていてもいいかと思う。
気楽に読めるっていう点では紙媒体は楽だ。
【本】アンデルセンの童話と信仰
2010年7月26日 読書こいつはすごい。
何がすごいかっていうと、宗教アレルギーで何か恐ろしい気分になる。ぶっちゃけ、ドン引きする。
内容自体は普通。
アンデルセン童話にはキリスト教の考えが多くある。アンデルセンの生涯を追いつつ、作品に見られるキリスト教の教えや、彼自身の思考を考えてみよう。といった感じ。
著者のあとがきが何か怖い。
アンデルセンとわたし -あとがきに代えて-
という小見出し。小見出しは普通。でも内容は、アンデルセンがわたしに語りかけてくる、とか彼の声は美しいテナーだ、とかわが愛車、赤いファミリアには彼は窮屈そうだ、とか。
アンデルセンは、百十二年も前に亡くなった人なのに、しかも日本からはるか離れたデンマークの人なのに、時間も空間も飛びこえて、気安く、わたしのところへ来てくれるのです。
なんといえばいいのか、乙女チックな妄想をぶちまけている。
で、著者の自分語りでは神さまが何回も登場。仕事の説明とかでも神さま登場。良く分からん。
わたしは神さまから、クリスマスカードのデザインの仕事をいただき、それに励んでおりました。
中略。一度デンマークへ行った著者は、デンマークを大変気に入って、デザインの勉強をしに行きたくなる。デンマーク行きの予定が決まった矢先、
わたしの父が、礼拝中に倒れたのです。このときわたしは、神さまからゲンコツでなぐられた、と思いました。
父は教職ではありませんが、この世の栄耀栄華をすべて捨て、教会のために働いておりました。「父の信仰の後継ぎは、おまえではないか。それなのに、自分ひとりの幸せを求めて、外国へ逃げ出そうとしている。それでいいと思うのか」との神の御声に、わたしはひれ伏しました。
その後も聖書からの引用を中心に「ずっとみことばのターン!」だった。
もう、何が起きても原因は神さまなんだよね。こういうシンプルな考えが強さを産むのかもしれない。若干の皮肉もあるけど、7割方本気で思う。
何がすごいかっていうと、宗教アレルギーで何か恐ろしい気分になる。ぶっちゃけ、ドン引きする。
内容自体は普通。
アンデルセン童話にはキリスト教の考えが多くある。アンデルセンの生涯を追いつつ、作品に見られるキリスト教の教えや、彼自身の思考を考えてみよう。といった感じ。
著者のあとがきが何か怖い。
アンデルセンとわたし -あとがきに代えて-
という小見出し。小見出しは普通。でも内容は、アンデルセンがわたしに語りかけてくる、とか彼の声は美しいテナーだ、とかわが愛車、赤いファミリアには彼は窮屈そうだ、とか。
アンデルセンは、百十二年も前に亡くなった人なのに、しかも日本からはるか離れたデンマークの人なのに、時間も空間も飛びこえて、気安く、わたしのところへ来てくれるのです。
なんといえばいいのか、乙女チックな妄想をぶちまけている。
で、著者の自分語りでは神さまが何回も登場。仕事の説明とかでも神さま登場。良く分からん。
わたしは神さまから、クリスマスカードのデザインの仕事をいただき、それに励んでおりました。
中略。一度デンマークへ行った著者は、デンマークを大変気に入って、デザインの勉強をしに行きたくなる。デンマーク行きの予定が決まった矢先、
わたしの父が、礼拝中に倒れたのです。このときわたしは、神さまからゲンコツでなぐられた、と思いました。
父は教職ではありませんが、この世の栄耀栄華をすべて捨て、教会のために働いておりました。「父の信仰の後継ぎは、おまえではないか。それなのに、自分ひとりの幸せを求めて、外国へ逃げ出そうとしている。それでいいと思うのか」との神の御声に、わたしはひれ伏しました。
その後も聖書からの引用を中心に「ずっとみことばのターン!」だった。
もう、何が起きても原因は神さまなんだよね。こういうシンプルな考えが強さを産むのかもしれない。若干の皮肉もあるけど、7割方本気で思う。
【本】生き方に「センスを感じる人」の共通点
2010年7月25日 読書最近読書量が減ってきた気がする。
朝のスキマ時間にちょこちょこと読むのもいいかも。
この本から気に入った箇所をいくつか。
センスのいい人は、「魔の三角地帯」を飛び出す
これは、女性社員について、「自宅」「職場」「居酒屋」だけで人生が構成されていませんか、という話。
これは男性も同じで、ある大手商社の若手はほとんどが社内結婚で、それも自分のデスクの半径五メートル以内のところで働いている女子社員と結ばれる確率が非常に高いということだ。
とかなんとか。本当かいな。
で、具体的な解決法も挙げられないままこの項目に関する文章は終わってしまう。
まあ、飛び出すのがいいんだろうね。
これには自分もはっとした。
自分の場合、「寮」「職場」「ピアノ教室」「ブックオフ」だなw
魔の四角形完成。
あとは、
「姿勢がいい」、 ただそれだけでオーラが宿る
っていう項目。小見出しで全て語り尽くしている項目なんだけど、これまた自分もはっとした。われながら姿勢の悪さならトップクラスだと思う。悪い意味で。
まあ、ぼちぼち直していこうか。と一瞬思った。
センスのいい人は、「面倒なこと」から片付ける
夏休みの宿題が具体例。キレの良い人物はなんとかかんとからしい。
センスのいい人は、「ひとりの時間」に力をつける
いつも人とつるんでいるのはいかがなものか。自分自身の経験で、判断力を磨こう、らしい。
若い人ほど、「生き方」にこだわるな!
センスのいい人は、「怠け上手」である
強い信念より、風見鶏の知恵
人の忠告を受け入れてこそ、自分のセンスも磨かれる
気軽な「遊び心」が、センスを広げる
「受け入れていく」が、大人のセンスである
センスのいい人は、「ありのまま」を受け入れる
センスのいい人は、「変わる自分」を怖がらない
全部似たような考え方。項目数の多さから考えて著者の主張はこの辺か。
最後に面白い心理テストがあった。
「あなたが、いま思いついた四字熟語をふたつ、教えてください」
1.□□□□、 2.□□□□
自分の答えは百花繚乱、五里霧中。
「四字熟語 二つ 心理」でググると四字熟語を3つ答えるバージョンもあるらしい。
答える四字熟語がふたつの場合は、1.が理想の人生で、2.が現実の人生を表すものとなるらしい。
答え検証。
百花繚乱は理想だなあw華やかに生きたいよマジで。
そして五里霧中。まさに現在の心境そのもの。
なんでこんなに当たるんでだろう。こいつは面白い心理テストだ。
総じて地味な本だったけど、最後の最後に置いてあった不意打ちの心理テストが面白くて気に入った。やるじゃん。
朝のスキマ時間にちょこちょこと読むのもいいかも。
この本から気に入った箇所をいくつか。
センスのいい人は、「魔の三角地帯」を飛び出す
これは、女性社員について、「自宅」「職場」「居酒屋」だけで人生が構成されていませんか、という話。
これは男性も同じで、ある大手商社の若手はほとんどが社内結婚で、それも自分のデスクの半径五メートル以内のところで働いている女子社員と結ばれる確率が非常に高いということだ。
とかなんとか。本当かいな。
で、具体的な解決法も挙げられないままこの項目に関する文章は終わってしまう。
まあ、飛び出すのがいいんだろうね。
これには自分もはっとした。
自分の場合、「寮」「職場」「ピアノ教室」「ブックオフ」だなw
魔の四角形完成。
あとは、
「姿勢がいい」、 ただそれだけでオーラが宿る
っていう項目。小見出しで全て語り尽くしている項目なんだけど、これまた自分もはっとした。われながら姿勢の悪さならトップクラスだと思う。悪い意味で。
まあ、ぼちぼち直していこうか。と一瞬思った。
センスのいい人は、「面倒なこと」から片付ける
夏休みの宿題が具体例。キレの良い人物はなんとかかんとからしい。
センスのいい人は、「ひとりの時間」に力をつける
いつも人とつるんでいるのはいかがなものか。自分自身の経験で、判断力を磨こう、らしい。
若い人ほど、「生き方」にこだわるな!
センスのいい人は、「怠け上手」である
強い信念より、風見鶏の知恵
人の忠告を受け入れてこそ、自分のセンスも磨かれる
気軽な「遊び心」が、センスを広げる
「受け入れていく」が、大人のセンスである
センスのいい人は、「ありのまま」を受け入れる
センスのいい人は、「変わる自分」を怖がらない
全部似たような考え方。項目数の多さから考えて著者の主張はこの辺か。
最後に面白い心理テストがあった。
「あなたが、いま思いついた四字熟語をふたつ、教えてください」
1.□□□□、 2.□□□□
自分の答えは百花繚乱、五里霧中。
「四字熟語 二つ 心理」でググると四字熟語を3つ答えるバージョンもあるらしい。
答える四字熟語がふたつの場合は、1.が理想の人生で、2.が現実の人生を表すものとなるらしい。
答え検証。
百花繚乱は理想だなあw華やかに生きたいよマジで。
そして五里霧中。まさに現在の心境そのもの。
なんでこんなに当たるんでだろう。こいつは面白い心理テストだ。
総じて地味な本だったけど、最後の最後に置いてあった不意打ちの心理テストが面白くて気に入った。やるじゃん。
【本】世界一たのしい論理思考のレッスン
2010年7月22日 読書さて、この本読んでタイトルを考える。
タイトルが主張していることで、「この本では、世界一たのしい論理思考のレッスンができるぞ」っていうのは、そういう視点を共有している者同士では正しい。でも、「この本では、回りくどい物語を通じて退屈な論理思考のレッスンができるぞ」という視点の人から見れば、正しくない。つまりこの本のタイトルは絶対に正しい訳でもなく、絶対に間違っているわけでもない。
相対的に正しいだけだ。
ああ、帰納法ってなんなんだこれ。混乱する。
そもそも、タイトルの考察って論理的な行動だったのだろうか。
何か行動する場合は、「どうせねばならないか」とか「どうするべきか」などの点から何をするかを決め、決めたことをする。これが論理的な思考で、論理的な行動なんだ。
とのことだから、まあタイトルにツッコミを入れるのは論理的な行動だったということだ。
何故ならば、「なんかタイトルにツッコミを入れたい」と思い、「皮肉っぽくやるにはこの本で知った論理的な正しさの検証法を使うべきだ」っていう点からツッコミを入れることを決めて、決めたとおりにツッコミを入れたから。
もう、こいつはマジでややっこしい。
タイトルが主張していることで、「この本では、世界一たのしい論理思考のレッスンができるぞ」っていうのは、そういう視点を共有している者同士では正しい。でも、「この本では、回りくどい物語を通じて退屈な論理思考のレッスンができるぞ」という視点の人から見れば、正しくない。つまりこの本のタイトルは絶対に正しい訳でもなく、絶対に間違っているわけでもない。
相対的に正しいだけだ。
ああ、帰納法ってなんなんだこれ。混乱する。
そもそも、タイトルの考察って論理的な行動だったのだろうか。
何か行動する場合は、「どうせねばならないか」とか「どうするべきか」などの点から何をするかを決め、決めたことをする。これが論理的な思考で、論理的な行動なんだ。
とのことだから、まあタイトルにツッコミを入れるのは論理的な行動だったということだ。
何故ならば、「なんかタイトルにツッコミを入れたい」と思い、「皮肉っぽくやるにはこの本で知った論理的な正しさの検証法を使うべきだ」っていう点からツッコミを入れることを決めて、決めたとおりにツッコミを入れたから。
もう、こいつはマジでややっこしい。
【本】夢をかなえるゾウ
2010年7月20日 読書かの有名なアレ。
とにかく読みやすい。
"仕事は楽しいかね"をより分かりやすくアレンジした感じ。
成功者の具体例が多めで、マイケル・ジョーダンとか、松下幸之助とか、うまくいった人の習慣や考えが分かりやすく載っている。
amazonのレビューで異常な評価を受けているが、これは納得の高評価。
この本、読み替えそうにも手元にない。
連休中に遊びに来ていた人がなんか閉塞感を漂わせていたからプレゼントしてしまった。
いやー、自分やるじゃん。プレゼントとは、気前がいいじゃん。よくやった。
もらった側はありがた迷惑って感じで、「断るのも悪いし一応もらっておこう」って感じだったけどw
とにかく読みやすい。
"仕事は楽しいかね"をより分かりやすくアレンジした感じ。
成功者の具体例が多めで、マイケル・ジョーダンとか、松下幸之助とか、うまくいった人の習慣や考えが分かりやすく載っている。
amazonのレビューで異常な評価を受けているが、これは納得の高評価。
この本、読み替えそうにも手元にない。
連休中に遊びに来ていた人がなんか閉塞感を漂わせていたからプレゼントしてしまった。
いやー、自分やるじゃん。プレゼントとは、気前がいいじゃん。よくやった。
もらった側はありがた迷惑って感じで、「断るのも悪いし一応もらっておこう」って感じだったけどw
聖書の次に読まれた本。
これまた青空文庫にあるとは・・・
まあ本ならダラダラと読めるからそれなりにいいのかね。
話は、飛行機が故障して砂漠に不時着した主人公「ぼく」の元に、遠くの星から来た王子さまがやってきて、仲良くなったあとにお別れするというもの。王子さまの思い出話が面白い。
この本が一番言いたい(であろう)ことは、王子さまがなつかせたキツネの言ったセリフ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない
いやー、うん。多分深いこと言ってるなこれは。
また読みなおして深さが分かるんじゃないかな。
これまた青空文庫にあるとは・・・
まあ本ならダラダラと読めるからそれなりにいいのかね。
話は、飛行機が故障して砂漠に不時着した主人公「ぼく」の元に、遠くの星から来た王子さまがやってきて、仲良くなったあとにお別れするというもの。王子さまの思い出話が面白い。
この本が一番言いたい(であろう)ことは、王子さまがなつかせたキツネの言ったセリフ。
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない
いやー、うん。多分深いこと言ってるなこれは。
また読みなおして深さが分かるんじゃないかな。
【本】医療保険は入ってはいけない!
2010年7月3日 読書はいはい命令形命令形。でも買ってしまった。
中身がない本かどうかチェック。
果たして中身は相当スカスカだった。
公的医療保険制度のおさらいとか、給付金付きの保険は割高とか、まあ普通のことを普通に書いている。
タイトルのわりには、入院日額5000円程度の保険は割とオススメしている。
いろいろ知った上で、なお心配な人はあくまでを基本は貯蓄ということを忘れないで加入してね、というスタンス。普通だ。
高額療養費制度についてケーススタディを交えて少し書いてあるから、まったく役に立たない本ではなかった。まあいろいろと分かったところで自分は健康状態的に加入審査に落ちる。そこがかなり残念。
中身がない本かどうかチェック。
果たして中身は相当スカスカだった。
公的医療保険制度のおさらいとか、給付金付きの保険は割高とか、まあ普通のことを普通に書いている。
タイトルのわりには、入院日額5000円程度の保険は割とオススメしている。
いろいろ知った上で、なお心配な人はあくまでを基本は貯蓄ということを忘れないで加入してね、というスタンス。普通だ。
高額療養費制度についてケーススタディを交えて少し書いてあるから、まったく役に立たない本ではなかった。まあいろいろと分かったところで自分は健康状態的に加入審査に落ちる。そこがかなり残念。
【本】ジーキル博士とハイド氏
2010年7月1日 読書青空文庫にあるのかよ。
後から気づくこの悲しさ。
ジーキル博士はいわゆるエリート。
でも、
わたしの最悪の欠点は、抑えることのできない享楽性にあった。
らしく、自分の欲望を若干押さえつけながら「いい子」として生きてきた。
彼の考えは、人というものは善と悪の両方を混ぜあわせた状態で存在している、というものだった。
で、その善と悪を分けることの出来る薬の調合に成功した。
薬を飲んだジーキル博士はハイド氏になる。ハイドは純粋な悪で、見る者に違和感を与える。(他人と違って混じりっ気なしの悪だから、どことなく嫌悪感を感じるらしい)
ジーキル博士はハイドの姿を借りて、誰にもバレることなくストレス解消できて嬉しい。
でも、やがて薬を飲まなくてもハイドに変わってしまうことが増えてくる。
薬も尽きてくる。
薬は、最初に作成したときにどうやら不純物が混ざっていたようで、新しくつくり直すことができない。
とうとうジーキル博士はハイド氏となって、これまでハイド氏の姿で犯した罪を問われるのだった。殺人もしてたし、相当の重刑になる。
この本は解説がなかなか良かった。
人はハイド氏みたいな部分を抑圧して生きている。で、こういう小説で、悪が描かれると、若干の嫌悪感を感じるものの
コモン・センスに生きている普通人にとって、内心の膿を切開し、爛れを癒す快感でもある。
らしい。
何かの心理学の本に書いてあったプロレスの面白さについての項目に似ている。
ストレス解消ってのはそういうもんか。
後から気づくこの悲しさ。
ジーキル博士はいわゆるエリート。
でも、
わたしの最悪の欠点は、抑えることのできない享楽性にあった。
らしく、自分の欲望を若干押さえつけながら「いい子」として生きてきた。
彼の考えは、人というものは善と悪の両方を混ぜあわせた状態で存在している、というものだった。
で、その善と悪を分けることの出来る薬の調合に成功した。
薬を飲んだジーキル博士はハイド氏になる。ハイドは純粋な悪で、見る者に違和感を与える。(他人と違って混じりっ気なしの悪だから、どことなく嫌悪感を感じるらしい)
ジーキル博士はハイドの姿を借りて、誰にもバレることなくストレス解消できて嬉しい。
でも、やがて薬を飲まなくてもハイドに変わってしまうことが増えてくる。
薬も尽きてくる。
薬は、最初に作成したときにどうやら不純物が混ざっていたようで、新しくつくり直すことができない。
とうとうジーキル博士はハイド氏となって、これまでハイド氏の姿で犯した罪を問われるのだった。殺人もしてたし、相当の重刑になる。
この本は解説がなかなか良かった。
人はハイド氏みたいな部分を抑圧して生きている。で、こういう小説で、悪が描かれると、若干の嫌悪感を感じるものの
コモン・センスに生きている普通人にとって、内心の膿を切開し、爛れを癒す快感でもある。
らしい。
何かの心理学の本に書いてあったプロレスの面白さについての項目に似ている。
ストレス解消ってのはそういうもんか。
【本】幻惑の死と使途
2010年6月29日 読書 コメント (1)騙された。
何これ推理小説ってこんなんばっかり。
うまいことできてる。
これまた同期からレンタルした推理小説。
森博嗣のS&Mシリーズ。
最後に読んだのは「笑わない数学者」だったと思う、2巻ほど話を飛ばして買ったらしい。
105円で手に入れば他の値段がやたらと高く見えるよね。分かる分かる。
さて、2000年に初刷された本だけあって、ポケベルやらケータイやらパソコン通信やらが出てくるようになった。
でも、まだケータイを運転中にかけても合法だった訳で、車好きの主人公はバリバリに片手運転してる。怖い。
今回はヘンテコな建造物はなし。マジシャンの脱出トリック中に殺人事件が発生。最後に箱が空いたら、マジシャンの死体が立ち上がりました、ってイントロ部分が怖すぎるこの本。
つくづく自分は語彙力がない。感想文を書くとしたら、「伏線をうまく回収しました。終わり。」くらいか。同期は「森博嗣は若干面白さダウンしてきてる」と言ってるけど、自分はこの4冊目を読んだ段階ではそうでもないかなと。まあこの話はトリックが現実的過ぎるきらいはある。そういう意味では奇抜さはかなり無くなった。
何これ推理小説ってこんなんばっかり。
うまいことできてる。
これまた同期からレンタルした推理小説。
森博嗣のS&Mシリーズ。
最後に読んだのは「笑わない数学者」だったと思う、2巻ほど話を飛ばして買ったらしい。
105円で手に入れば他の値段がやたらと高く見えるよね。分かる分かる。
さて、2000年に初刷された本だけあって、ポケベルやらケータイやらパソコン通信やらが出てくるようになった。
でも、まだケータイを運転中にかけても合法だった訳で、車好きの主人公はバリバリに片手運転してる。怖い。
今回はヘンテコな建造物はなし。マジシャンの脱出トリック中に殺人事件が発生。最後に箱が空いたら、マジシャンの死体が立ち上がりました、ってイントロ部分が怖すぎるこの本。
つくづく自分は語彙力がない。感想文を書くとしたら、「伏線をうまく回収しました。終わり。」くらいか。同期は「森博嗣は若干面白さダウンしてきてる」と言ってるけど、自分はこの4冊目を読んだ段階ではそうでもないかなと。まあこの話はトリックが現実的過ぎるきらいはある。そういう意味では奇抜さはかなり無くなった。
【本】出世しない技術
2010年6月20日 読書出来るものなら出世したい。
そういう自分の考えと逆のものだからこそ、読んでみたくなる。
どうせ105円だし。
本の主張は、出世すると多くのものを失うから、出世しないで楽にいきましょう。といった具合。出世はしないが、会社に居座るための処世術を書いている。
なんか、「サクっ!」という表記が多用されていて、若干イライラする。
読んでいて、自分は最初から批判的な立場なので、そうかなあ?とイチイチ勘ぐってしまう。
出世しない技術を身につけた人は、ホドホドに仕事をこなし、周囲から親しまれ、クビにするのもちょっと気が引けるし、存在感がなく、いざという時には頼りにならない。なんか、難しいんだな。出世しないと決めてもそれは楽なんだろうか。よく分からない。
ひとつの考え方としては、分かる。ほとんど共感してないけど。
会社に図々しく生きることのススメ、って感じがした。奴隷根性を捨てましょうってことか。
サラリーマンっていうのを考えなおすきっかけになった。105円出して良かった。
そういう自分の考えと逆のものだからこそ、読んでみたくなる。
どうせ105円だし。
本の主張は、出世すると多くのものを失うから、出世しないで楽にいきましょう。といった具合。出世はしないが、会社に居座るための処世術を書いている。
なんか、「サクっ!」という表記が多用されていて、若干イライラする。
読んでいて、自分は最初から批判的な立場なので、そうかなあ?とイチイチ勘ぐってしまう。
出世しない技術を身につけた人は、ホドホドに仕事をこなし、周囲から親しまれ、クビにするのもちょっと気が引けるし、存在感がなく、いざという時には頼りにならない。なんか、難しいんだな。出世しないと決めてもそれは楽なんだろうか。よく分からない。
ひとつの考え方としては、分かる。ほとんど共感してないけど。
会社に図々しく生きることのススメ、って感じがした。奴隷根性を捨てましょうってことか。
サラリーマンっていうのを考えなおすきっかけになった。105円出して良かった。
【本】平気でうそをつく人たち――虚偽と邪悪の心理学
2010年6月19日 読書邦訳された本なんだけど、内容から考えるとタイトルに違和感。
原題はPeople of the Lie: The Hope for Healing Human Evil
直訳の「虚偽の人々」でいい。本文中でも出てくる単語だし。
あー、でも堅い響きになるからダメか。
主張は一点。
心理学に邪悪という項目を作りましょう。という主張。
著者は精神科医で、これまでに会ってきた邪悪な人々を顧みて、思うことがあったらしい。
この人達の症状を邪悪な状態という病気で定義して治療するべきだ。
どちらかというと善悪という考えは科学者は避けてきた。善悪にかんする考えは宗教に任せてきた。しかし、科学的に悪を究明するべきではないか。ってな感じ。
邪悪な人っていうのは、要は責任転嫁しまくりな人。
この前読了した“「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法”と絡めて表現するならば、「親の自分としては、子供の〇〇がダメだから、××してあげた。」ていうのが邪悪な人。
子供の障害を取り除き、勝手にはしごをかけて、責任は子供の欠点だと言い張る。
キーワードはナルシシズム 、邪悪な人は他人の考えはイマイチ考えないか、考えた振りをして責任は自分ではないんだと振舞う。
具体例がちょこちょことあって面白いかと思ったら、くどくどと解説が入る。
読ませ方がうまい本だった。
原題はPeople of the Lie: The Hope for Healing Human Evil
直訳の「虚偽の人々」でいい。本文中でも出てくる単語だし。
あー、でも堅い響きになるからダメか。
主張は一点。
心理学に邪悪という項目を作りましょう。という主張。
著者は精神科医で、これまでに会ってきた邪悪な人々を顧みて、思うことがあったらしい。
この人達の症状を邪悪な状態という病気で定義して治療するべきだ。
どちらかというと善悪という考えは科学者は避けてきた。善悪にかんする考えは宗教に任せてきた。しかし、科学的に悪を究明するべきではないか。ってな感じ。
邪悪な人っていうのは、要は責任転嫁しまくりな人。
この前読了した“「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法”と絡めて表現するならば、「親の自分としては、子供の〇〇がダメだから、××してあげた。」ていうのが邪悪な人。
子供の障害を取り除き、勝手にはしごをかけて、責任は子供の欠点だと言い張る。
キーワードはナルシシズム 、邪悪な人は他人の考えはイマイチ考えないか、考えた振りをして責任は自分ではないんだと振舞う。
具体例がちょこちょことあって面白いかと思ったら、くどくどと解説が入る。
読ませ方がうまい本だった。
【本】「勉強しろ」と言わずに子供を勉強させる法
2010年6月13日 読書立場的にいまいち関係のない本。
親になるための準備?
それ以前に親になれるのかという問題がデカイ。
まあ置いといて。
著者は予備校講師。
正直、予備校というもの自体あまり分かってないんだけど、塾の別名みたいな認識でいいのかな。
いろいろな予備校生相手に教えてきたその実例を挙げて、親の影響について述べていく。
前半の2章で、予備校生&親の成功例と失敗例が7つずつくらい。2章の終わりにはダメな親の例と伸びる子供のポイントみたいなのが書いてある。実質的に2章で終わる本。
ちなみにダメな親は
子供の前にあるものを取り除く親、はしごをかける親
とのこと。
なんとまあ、良かれと思っていろいろな手助けをしていても、ダメなんですね。要は可愛い子には旅をさせよって奴か。
あと、気になった一文、
自分のお子さんを、部下にしたいですか?
勉強だけでなく、社会性も大切だよね、という一般論。ウチの親には聞きたくないなあw
「したくない」って自分が親でもそう思うし。
まあこんなこと考えていても、この先使う場面が来るか、つまり親になれるのかという問題がデカイ。大事なことなので二回。
親になるための準備?
それ以前に親になれるのかという問題がデカイ。
まあ置いといて。
著者は予備校講師。
正直、予備校というもの自体あまり分かってないんだけど、塾の別名みたいな認識でいいのかな。
いろいろな予備校生相手に教えてきたその実例を挙げて、親の影響について述べていく。
前半の2章で、予備校生&親の成功例と失敗例が7つずつくらい。2章の終わりにはダメな親の例と伸びる子供のポイントみたいなのが書いてある。実質的に2章で終わる本。
ちなみにダメな親は
子供の前にあるものを取り除く親、はしごをかける親
とのこと。
なんとまあ、良かれと思っていろいろな手助けをしていても、ダメなんですね。要は可愛い子には旅をさせよって奴か。
あと、気になった一文、
自分のお子さんを、部下にしたいですか?
勉強だけでなく、社会性も大切だよね、という一般論。ウチの親には聞きたくないなあw
「したくない」って自分が親でもそう思うし。
まあこんなこと考えていても、この先使う場面が来るか、つまり親になれるのかという問題がデカイ。大事なことなので二回。